Optio I-10がPentax 110にそっくりな件

pentax 110といえば、110フィルムを使う一眼レフカメラと言うかなり偏った仕様のカメラですが、惜しまれながらも110フィルムが製造中止となり、店頭在庫のみとなった今、オブジェとして利用するか、マウント部分を分解して、マイクロフォーサーズようレンズとして、延命させるかしか利用価値がありません。

私としては、改造してレンズを利用したほうが面白いんですが、使えるものに手を入れることに抵抗がある方もいらっしゃいますからね。

そんな現状で発売されたOptio I-10は、まさにPentax110の生まれ変わりといえるフォルム。

というよりも昨今のオリンパスのペンブームに便乗しようというペンタックスの意図が見て取れます。

ペンデジはかわいいとは思いますが、値段が全く可愛くない。その値段のせいで、買いたくても買えないカメラ女子はたくさんいたことでしょう。

そんな方たちにうってつけのカメラがこのカメラとなるかも知れません。

レトロフォルムで速写ケースがあって、値段も3万弱とお手ごろとなれば、普通のデジカメじゃいやだけど、というニーズがあるはずです。

ロングセラーとなる気がします。

NX10はMマウントレンズの高騰に一役買うのか??

いよいよ、デジカメwatchにもレビューが載ってくるなど情報が出つつあるサムスンのミラーレス一眼NX10。

韓国以外での発売は3月あたりということなので、ちょうどオリンパスのE-PL1と近い感じになりそうですね。

カメラといえば、ドイツか日本かアメリカって感じなので、韓国がここに入ってくるというのは、今の国勢をあらわしているのかもしれません。

G1との比較画像も出ていましたが、APS-Cサイズの撮像素子なのに、マイクロ一眼とほとんど同じというかむしろ小さいサイズに仕上がっていて、技術力の高さがうかがい知れます。

ただ、いいのわかるのですが、このカメラを買うユーザ層がどうにもこうにも見えてこないんですよね。

小さいカメラがいい人はマイクロフォーサーズにするでしょうし、レスポンスを求める人にとっては一眼レフデジカメとなってしまいますし。

それに、銘板のところにでかでかと「Samsung」と書いてあるカメラを日本人が好むのかというとちょっと微妙なところではあります。

まぁ市場は日本だけではありませんので、どうなるのかはふたを開けてみないとわかりません。

ただ日本で確実に買う人たちはどういう人かというと結局のところ、フランジバックが短くてMマウントやLマウントのレンズがAPS-Cサイズで使えることに価値を見出すマニアしか買わない気がします。

だとすると、新規のユーザが増える可能性は極めて低く、ライカのM8が買えない人たちが買うわけで、そういった人たちが新たにレンズを買うということをするかというと少し疑問です。
ですので、このカメラが日本で発売されたからといって、劇的に中古レンズ市場に活気が出るというわけではないというのが私の見解です。

でも、カメラの描写の違いは、結局のところレンズですので、レンズの良さに気が付いたユーザが増えていけば、もっと活気が出るかもしれませんね。

APS-Cなんて中途半端でなくフルサイズで出したらバカ売れだったのにって思ってしまいます。・・・個人的な意見ですが。

以前の記事でも書きましたが、当ブログは、基本的に「Cマウント LOVE」なので、ケラレまくってマイクロフォーサーズと撮影範囲が変わらないAPS-Cサイズのデジタル一眼は、パスですね。それよりもE-PL1が出ることで、E-P1がそろそろ値崩れするのではないかという期待を持って最近は中古品でも漁ろうかと思っています。流通量が多そうですし。

デジタルカメラを買う上で、最近の私の信条は「2世代前のを買う」です。デジタルは日進月歩。買った途端に価値がどんどんなくなっていきます。だったら、2世代くらい前のデジカメをリーゾナブルに買えば、買い替えの頻度を高められるって感じです。パソコンと同じ考え方です。

E-PL1の初見評価

少し前からリークされていましたが、いよいよ発表されました、オリンパスのマイクロフォーサーズ機第3弾。E-PL1

最初見たときに、見た目が小さく見え、「これは!」と思いましたが、サイトで詳細スペックを見るとE-P2と殆どサイズが変わりません。

DMC-GF1のとき同様、騙されました(笑)

スペックも見ましたが特に目新しいものも無く、スペックダウンさせて値段を下げましたと言う感じです。

コンパクトさを重視しすぎて背面液晶サイズが犠牲になっていますし、フラッシュを搭載したからかISO感度の上限が3200まで落とされています。

E-P2から見たら確かにスペックダウンかもしれませんが、E-P1ユーザからしてみるとコチラのほうが性能面で上なのでちょっと辛い。特にEVFが搭載できるようにしてあり、なぜ差別化しなかったのかが疑問です。

最初にこの機種を見たときには、パナソニックのGF1と見間違えるほどでした(笑)
そのくらい変わらない。特にフラッシュの機構の部分なんてまるっきり同じじゃんと言いたくなってしまいます。

これなら、型落ちでE-P2を買ったほうが満足度が高い気がします。

ただ、今回評価すべきは、全色をボディ単体で販売すると言うことですね。
Panasonicも見習ってもらいたいものです。

それよりも同時に発表されたハウジングのほうがオリンパスの本気度が垣間見れると言う話です。

コンパクトカメラ+ハウジングで写りに満足できない人は、当然一眼レフに行くわけですが、一眼レフのハウジングがハンパなく高い。
それに比べ、今回発表されたハウジングは、7万円中盤と言うことで、高いには代わりが無いですが、手がでない金額ではないと言うことです。
カメラ自体が安いのも相成って、アマチュアの水中撮影用カメラのニーズにかなり応えることが出来るのではないでしょうか。

製品サイクルが短いのが最近気になる

  

サムスンのミラーレス一眼が韓国で先行発売

前々から話が上がっていた、サムスンのAPS-Cサイズの撮像素子を搭載したミラーレス一眼「NX10」が、23日に韓国で先行発売していたようです。

標準ズーム付きのもので、90万ウォンぐらいと言うことで、単純にレート換算して日本円で、7万円くらい。
まだ、日本国内での情報が出てきていませんが、当然ミラーレスなので、フランジバックは短いはずです。
ということは、アダプタさえ発売されれば、マイクロフォーサーズ機と同様、レンズ交換し放題となるわけです。

しかも、撮像素子のサイズがAPS-Cなので、マイクロフォーサーズのように35ミリ換算で、1.5倍程度になり、35ミリカメラのレンズを付けるにはかなり有利となります。

性能の部分については一般的な印象ですが、使い勝手はスペック表では評価できない部分なので気になります。
特に、マウントアダプタを使用した時のフォーカシングのしやすさの部分についてはかなり重要です。

マウントアダプタ使い放題のマイクロフォーサーズ機が成功しているのを、確実に意識したミラーレス+APS-Cと言う仕様ですが、私個人の意見としては、中途半端感が否めません。

オールドレンズやレンジファインダーのレンズを使われることを狙って作るのであれば、フルサイズの撮像素子を使えば勢力分布が一気に変わったのでは?と思ってしまいます。ライカのM8やM8.2の盛り上がりとM9のそれの違いを見れば明らかですが。

しかし、今までレンジファインダー用レンズをデジタルで使うとすると、APS-Cサイズであればライカ以外では、エプソンのR-D1/R-D2を使うか、マウントアダプタを介してマイクロフォーサーズ機を使うしか選択肢がありませんでした。そこに実売7万そこそこのデジカメでAPS-Cサイズの撮像素子を搭載していてレンジファインダー用のレンズが使えるとなれば、それなりには需要があると思われます。

とりあえず、ほとんどの方がサムスンというメーカーに対して期待しているのではなく、上記のようなマウントアダプタ利用を期待しているのではないかと思われます。

そこら辺の思惑も、マウントアダプタがどれだけ発売されるかと言う部分にかかってくると行っても過言ではありません。
売れ行きが良くなかったら、サムスンで各種マウントアダプタを出しまくるという強行に出たりして。

私の場合はと言えば、Cマウントレンズと言う自身にとって最高のパートナーを見つけてしまったので、イメージサークルの小さいCマウントレンズには、APS-Cサイズの撮像素子は全く必要ありません。と言うことで見送りですね。

正直、FマウントとCマウントで手一杯なのに、MマウントやらLマウントやらのレンズを増やしたら破産してしまいます(笑)
撮像素子がフルサイズだったらかっても良いかなとちょっと考えたんですけど、その場合はD700が視野に入ってくるので、そうすると結局は、今までのレンズ資産が使えるD700に行くと思います。

watch impress

2009年とマイクロフォーサーズ

遅いですが、明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。
去年は、自分にとっては激動の一年だったかもしれません。

結構たくさんの機材を買いました。特にその中でもブログのタイトルにもなっていますがCマウントのレンズとマイクロフォーサーズとの出会いは、レンズ病をさらに重病化させるものでした。

しかし、今では、メインで使っているニコンよりも、G1 + アンジェニューと言う組み合わせのほうが気に入っており、後悔はしていませんね。むしろ運命的な出会いだったとも言えます。

昨年は、なんといってもマイクロフォーサーズによるマウントアダプタの盛り上がりがとても印象的です。
まさか、年末にかけてあんなにCマウントが流行るとは。

当初は全く考えておらず、ごく一部の人たちだけで、ブームが終わってしまうと考えていただけに、嬉しくもあり、寂しくもある不思議な感覚でした。
年が開けて2010年になった時点で、大体考えつくほとんどのマウントアダプタが出揃っていることを考えると爆発的なブームであったことは間違いありません。

私の知っている限りですと、ペトリマウントのアダプタが無いくらいでしょうか。
ペトリのカメラは、カメラ自体が壊れやすいので、使っている人は少ないですが、使っている人曰くレンズの描写は良いので、折を見てジャンクのカメラとマイクロフォーサーズのマウントを組み合わせて作ってみよううかなと考え中です。

とりあえず、覚え書き用にレンズの一覧でも。

ペトリ21mmF4
ペトリ28mmF3.5 – アタッチメントφ52mmねじ込み。
ペトリ35mmF2.8 – アタッチメントφ52mmねじ込み。
ペトリ50mmF2 – アタッチメントφ52mmねじ込み。
ペトリ55mmF2 – アタッチメントφ52mmねじ込み。
ペトリ55mmF1.8 – アタッチメントφ52mmねじ込み。
ペトリ55mmF1.7 – アタッチメントφ58mmねじ込み。
ペトリ55mmF1.4 – アタッチメントφ58mmねじ込み。
ペトリ55mmF1.7 – アタッチメントφ52mmねじ込み。EE対応。マルチコーティングされたものもある。
ペトリ55mmF1.8 – アタッチメントφ52mmねじ込み。後期型はEE対応。
ペトリ135mmF3.8 – アタッチメントφ58mmねじ込み 。
ペトリ135mmF3.5 – アタッチメントφ58mmねじ込み。
ペトリ200mmF4
ペトリ300mmF5.5 – プリセット絞り。
ペトリ45-135mmF3.5
ペトリ85-210mmF4.8 – アタッチメントφ52mmねじ込み。

wikiより抜粋