ドメインキングが値上がりしたため、レンタルサーバを移設させた件について

2018年4月12日、当ブログで使用しているレンタルサーバ会社ドメインキングより衝撃のニュースリリースが発表された。

レンタルサーバで使用しているコントロールパネルPleskコントロールパネルのライセンス費用増に伴い、価格改定されるというニュース。

まぁ少しの値上げだろうと思い詳細を見てみると、、、、

▼Sプランの場合

・1カ月契約の場合
[変更前]540円/月  → [変更後]972円/月

・12カ月契約の場合
[変更前]3,888円/年(324円/月) → [変更後]9,072円/年(756円/月)

全然違うじゃねーか。

2倍以上じゃねーか。ありえねーよ。もう別のレンタルサーバに乗り換えるしかないよ。

と思ったら、世の中の人たちの大半が同様の意見だったようだが、やはり移動するとなるとそれなりの労力が必要となるわけで、ここまでずっと放置してしまっていたが、いよいよ年間更新期限を今月末に迎えるにあたり、改めて、契約料の高さが気になってしまい、この値段払うならもっとましなレンタルサーバはいくらでもあるだろうと、何か所か調べてみて、さくらインターネットでも同レベルの月額500円払えば、使えるということで、そちらにしてみようと思い、移設を試みてみた。

結果的には、そこまで苦労なく移設が行えたので、他の方にも役に立てればというところで、移設したということもあり、久しぶりに心機一転、ブログに移設した際の手順でも残しておこうかと思います。

さしあたり、移設が完了して、正常に投稿ができるのかという意味も込めてのテスト投稿です。

 

tp-linkのTL-R600VPNをレビュー

ここまで、一通り、tp-linkのTL-R600VPNを設定をしてきて、使ってみた感想としては、非常によくできたルータというのが正直な感想。

まだ、すべての機能を使い切ったわけではないですが、メニューは英語にもかかわらず、非常に直感的に分かりやすいのであまり迷うこともないかと思います。
特に画面の右側へ説明書きがあり、設定例などが載っているのは非常に分かりやすくてよい感じです。

一方、世の中のセキュリティへの意識の高まりの流れから、iPhoneがPPTPへの対応をやめるなど、VPNの規格が古くなってしまっているという点も事実。
ぜひともtp-linkには、L2TP/IPsecへの対応をお願いしたいところ。

また、1台の金額が9000円を切るなど、非常に安価なVPNルータであるため、2台買うことも金銭的にさほど負担ではなく、容易に2拠点間VPNを構築できるのも魅力。
2台用意しても2万円行かないというのは驚異といってもいいかと思う。

ルーターなど、ネットワーク製品は、「つながって当たり前」「普段は意識しない」といった性質のものなので、なかなかベンチマーク以外に性能部分を比較することというのは少ないが、この製品については、「設定が簡単にできる」ということと「通信が安定している」という点は、価格と相まって非常に魅力的な製品かと思う。

ただし、最近ちょくちょく、ブラウザから管理画面に入れないという事象が発生しており、都度再起動が必要になるのであるのだが、拠点間VPNを使用している場合は、遠方のルータを気軽に再起動×といったことはできないため、結構致命的なので、何とかしてほしい。

一応、最後に断っておきますが、別にメーカーからお金とか物品とかもらってないですからね(笑

NECもbuffaloも今まで何機種も使ってきた感想として家庭用のルータとして使う分には、何の不満もなく使えますが、外部からの接続といったクラウド的な使い方をしたいとなると、途端に選択できる機器が狭まってしまいます。

また、VPN用途を考慮すると業務用のシスコなどのメーカー製のルータが選択肢となってきてしまいますが、UPnPが必要なオンラインゲームをやる場合など、不都合が発生することもあります。

その点、この値段で買えるルータで、家庭用のルータにプラスアルファでVPNが使えるというのは、非常に魅力的な製品だと感じます。

そろそろ、新しいルータに変えてみようかなと思っている今日この頃。次はちゃんとシスコのルータを何とかするかな。

  

tp-linkのTL-R600VPNを設定する。VPN設定編(PPTP)大誤算

tp-linkのTL-R600VPN。いよいよVPNの設定を行います。

前回の続きで、このシリーズも4回目。ってか数日前から一気に書いているだけですけど。

この手のネタは、自分的に一気に書かないとモチベが下がって放置してしまうので、このくらいがちょうどいいのです。

このルータを買った当初の目的っていうのが、外部から、家の中にあるNASに対して、Magic Packet投げつけて、起動させて、中のファイルを閲覧して、sshでshutdownするってことでした。
私が、メインで使用しているのはiPhoneで、そこから、アクセスしたい。ということです。
別に、2台買って2拠点間をVPNで接続したいといったことは、予定していませんでした。

で、ネットワークって切り替えるのが面倒じゃないですか~??とか言って積みルータにしている間に予想外の出来事がおきました。
iOS9までは、PPTPに対応していたのですが、iOS10以降では、セキュリティの観点からサポートされなくなってしまいました。

この機器はIPsec/VPNに対応しており、PPTPに対応していますが、L2TP/IPsecに対応しておらず、メーカーサポートに問い合わせたところ、今後も対応する予定はないという話でしたので、この機種に対して、iPhoneからVPN接続するのは、非常に厳しい状況かと思います。

tp-linkには、ぜひとも対応してもらいたいところ。熱望します。

とはいっても、手元にあるわけですし、せっかくなので、設定してみることにします。Androidからなら繋がるし。
べ、別に悔しくなんてないんだから!

・・・気を取り直して、それではさっそく設定をしていきます。

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tp-linkのTL-R600VPNを設定する。LAN内の機器のIPを固定する

前回に続き、tp-linkのTL-R600VPNの設定について。

WAN側の設定が終わってしまえば、基本的にはルーターの設定はおしまいなので、インターネットを使いだけの人にとっては、これ以上は設定する必要はありませんが、大抵この手の機器を買う人は、自宅環境内に1台や2台はサーバがあるかと思います。

サーバ機器のIP固定については、人によってポリシーや好みがあるかと思いますが、サーバ側でIPを固定させて、運用している人がほとんどかと思います。そっちのほうが分かりやすいですし。

ただし、機器によってはIPが固定できないネットワーク機器もあるため、その場合は、MACアドレスとIPを紐づけて、IPを払い出すようにルータ側で対処する必要があります。
このTL-R600VPNについても機能が実装されていますので、これを使って、機器のIPを固定します。

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tp-linkのTL-R600VPNを設定する。初期設定編

前回書いたtp-linkのTL-R600VPNの初期設定について。

結論から言うと、初期設定するだけだったら、非常に簡単。別にマニュアルを見なくてもいいレベル。

WAN側にONUから伸びているLANケーブルを接続して、LAN側にパソコンを接続すると、DHCPで自動的にIPが振られるので、ブラウザを開いて、http://192.168.0.1/へアクセスすれば、パスワードとユーザを聞かれるので、「admin / admin」で設定画面に入れます。

パスワードは、後ほど変更しておくことをお勧めします。

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