tp-linkのTL-R600VPNを買う。

最近、やたらとネットワークに興味があるのですが、CiscoのVPNルータは、全然勉強できていなくて、半分挫折気味なので、積みルーター化していたtp-linkのTL-R600VPNに家のルーターを入れ替えて、VPNの接続を試みてみることにする。

tp-linkっていうメーカーは、自分も知らなかったのですが、中国のメーカーで、いろいろとネットワーク機器を出しているようです。
そもそも何で知ったかっていう話は、無線LANルータが安くてそこそこの性能だっていうのをアマゾンで見つけたから。

中華製のものなんて危なくて買えないわ~って最初は思っており、メーカーサイトを見ているとなんだかどっかで見たことあるようなこんな製品があって、ますます怪しいのですが、GPLコードを公開していたり、NewYork Timesでベストに選ばれていたりしたので、まぁ大丈夫かなぁってことで、まず、無線LANルータのArcher C7を購入。結構電波の飛びには満足しています。

そして、このメーカーがVPNルータも出しているってことを知り「欲しい!」ってことになり半ば衝動で買ったものが、このTL-R600VPNです。

購入理由として、以下の3つが決め手ですね。

  1. 安い
  2. IPSec/VPNに対応
  3. 全ポートギガビットに対応

1の「安い」については、実売で9000円程度。VPNルータなのに安すぎでしょ。って心配になる。
でも、1万円しないのであれば、失敗してもいいかなって思えるレベル。

2の「IPSec/VPNに対応」は、安いものだとL2TPとかには対応しているけど、IPSecに対応しているものだとバッファローのVR-S1000も対応しているのですが、それでも16000円くらいしてしまいますが、前述のように1万切る値段でこの機能を実装しているってところに正直、驚きを感じた。

3の「全ポートギガビットに対応」は、どうしてもVPN対応となるとエンタープライズ向けの製品が多く、安いものだとギガビットに対応していないものが多いので、ギガビットに対応しているのは、うれしいです。

ということで、見た瞬間に物欲MAXとなったわけですが、前評判を調べようとしてみたのだけど、日本語での情報がほとんどない…。

てか、個人レベルでVPNのニーズってほとんどないのかな?

別にVPNで自宅につなぐ必要ないし・・・っていう人がほとんどだとは思いますが、最近では、結構外にフリーのWiFiスポットなどがありますが、そういったスポットに接続するとき、通信情報を抜かれていそうで、自分は、正直怖いんですよね。

そういった場合に、VPN接続をすることで、通信パケットをカプセル化することができ、通信の秘匿性を確保することができるので、ぜひおすすめなんですけどね。

日本語の情報がない、それだったら、自分が人柱になればいいやってことで買ったのも購入理由の一つでしょうか。

ということで、次回以降は、設定とかいろいろを記事にしたいと思います。

→記事書きました。初期設定編


ドメインキングでのWordPressプラグインJetpack有効化方法

久しぶりにブログの更新を初めて見たものの、wordpressのデザインが気に入らなかったり、いろいろなプラグインが陳腐化していたりと、結構メンテナンスが必要だったりしている。

その中で、今回Jetpackの認証が行えなかったのだが、結構時間がとられてしまったので、記事にしておこうと思う。

そもそも本ブログは、 “ドメインキングでのWordPressプラグインJetpack有効化方法” の続きを読む

CISCOのルータ(C841M-4X-JAIS)を箱から出してみた

前回の続き

いわゆる開封の儀的なやつ。

ただ、まぁ今更、開封の儀なんてやったって何の需要も無いのでやらないけど(笑

自分が買ったモデルは、C841M-4X-JAISですが、
とりあえず外観は、こんな感じ。

 

20160424-01

 

まぁ、いわゆる業務用って感じの箱。しかもANAの輸送時のシールが貼りっぱなしだから空輸で持ってきたのねって感じ。

で、開けてみると本体が入っているんだけど、それ以外に入っているものはと言うと

 

20160424-02

 

これしか入ってねぇ・・・。完全にやる気無いよね。

 

設定するときになって実感するけど、さすがにこれで、中小企業・SOHO向けを謳うのは絶対に違うと思う。
少なくとも、WAN側にPPPoE設定して、LAN側にDHCPでとりあえずネットに繋がるようにとか、WAN側を上位ルータと繋げてLAN側を普通のHUBとして使えるようにとか、そのくらいのマニュアルを印刷して、同梱しても良いじゃ無いか?価格を抑えるために色々と工夫はしているのかもしれないが、少なくともそこはケチる場所では無い。

下手に、中小企業向けを謳っている事で、経営者が
「ウチも有名なシスコというメーカーの製品を導入しよう!エンタープライズで使われているようだけど、いよいよ中小企業向けの製品も出してくれたみたいだから。よろしく担当者君!」
なんて話になったら、「とりあえずロジテックでOK!」なんて言ってた、会社のIT担当者は、死ぬことになると思う。

シスコの機器触ったことあるベンダーに任せるべき製品だと思う。

それくらい、不幸な出来事を起こしそうな製品であることが、少なくともこの部分からだけでもおわかりいただけると思う。

だが、その部分を補っても余りあるくらいのコスパはある製品である事は確かだ。

同様の機能を他社製品で実現しようと思うと、ヤマハのRTX810とかが対抗馬として挙がってくるが、値段として、こっちの製品の方が断然有利だし、金額面での比較で言えばバッファローのVR-S1000辺りと言うことになるが、WAN側が2ポート付いていて冗長化が可能だし、VRRP使えるし、しかもシスコ製品だし、新品だし、と言うのは、驚異としか言いようが無い。

つまり要約すると、この製品は「とりあえずHWだけは安くしてあげたから、あとは何とかしてね」と言う製品に他ならない。
使いこなせる人はお得な製品だし、そうで無い人にとっては単なる使い勝手の悪いものって事です。

自分としては、勉強の意味合いもかねて買っているので、是非とも使いこなせるようになりたいところです。あとは、CCNA辺りが取れれば良いのかなって意味合いで。

とりあえず、電源を付けたところです。次回は、とりあえず設定始めたところからでも書こうと思います。

20160424-03

 

  

CISCOのルータを買ってみた

ものすごい久しぶりに、ブログに投稿しています。

シスコのC841M-4X-JAIS/K9を結構前に買いました。

買った理由は色々あるけど、1つは純粋にVPNルータが欲しかったから。まぁなんだかんだで面倒になって、Raspberry PiにSoftEatherをぶっ込んで、とりあえず、SSL/VPNは構築できていたのだけど、やはりIPSEC/VPNの方が安心だよねって言うことで、Cisco Startで安かったので、買いました。

買ったのは、ここ

みんな大好きNTT-X(笑)

割引入れて39800円(安い方のモデルだと29800円)でシスコのルータが買えるなんて良い時代になったもんだとしみじみ思います。

結構前に買って、かなりの間放置していたのですが、ようやく重い腰を上げて、家のルータの置き換えをしました。

そのときに設定したことを覚え書きで書いていこうかなと思います。

今更ですがPLCを買ってみた

家の中の離れた場所にあるパソコンをネットワークへ参加させる手段として、

1.有線LANによる接続
2.無線LANによる接続

ほとんどに人が1 or 2の方法で、家庭内ネットワークを構築しているかと思います。

こんなこと分かりきっていて、今更感がありますが、それぞれ一長一短があります。

有線LANの長所
・通信速度が速い
・通信が安定している

有線LANの短所
・ケーブルの取り回しが大変

無線LANの長所
・ケーブルを敷設する必要がない
・設置が楽

無線LANの短所
・通信が不安定
・鉄筋だと通信状態が良くない

概ねこんなところでしょうか。
結局のところ、ケーブルの取り回しが面倒だったりしないのであれば、有線LANの方が優れているという事ですし、昔は無線機器も高かったですが、今では値段も安くてつながるのであれば無線の方が便利ですし、場合によってはiPadやiPhoneの用に機器が無線しか対応していない場合もあります。

だったら、有線だけで良いじゃんと言いたいところですが、コンセントのところに一緒にLANケーブルのジャックを敷設していれば取り回しも楽だし配線もスッキリですが、一昔前の家だとそんな事もなく、家の中を延々とあの青や白のケーブルが這いずり回る事になり、非常に見栄えも悪いですし、そもそも鉄筋コンクリート製のマンションなどでは穴をあけたりする事が出来ませんので、接続が不可能な場合も考えられます。

一方無線だと非常にスマートにネットワークを構築できますが、やはりマンションのような鉄筋コンクリート製の家ですとかなり電波状態が良くなく、ステーションが置いてある場所から真逆にある部屋などでは通信が非常に遅いです。

こういった問題を解決する手段の一つとして、PLCという手段があります。

PLCとは、 “今更ですがPLCを買ってみた” の続きを読む