前回書いたtp-linkのTL-R600VPNの初期設定について。
結論から言うと、初期設定するだけだったら、非常に簡単。別にマニュアルを見なくてもいいレベル。
WAN側にONUから伸びているLANケーブルを接続して、LAN側にパソコンを接続すると、DHCPで自動的にIPが振られるので、ブラウザを開いて、http://192.168.0.1/へアクセスすれば、パスワードとユーザを聞かれるので、「admin / admin」で設定画面に入れます。
パスワードは、後ほど変更しておくことをお勧めします。
ログインするとわかりますが、設定画面は、すべて英語。まぁ需要がないだろうから仕方がないね。
日本語に対応してくれていると嬉しいけれど、今後日本語サポートされない機器ってどんどん増えていくんじゃないかなっていうのが個人的な予想。
日本人減っていくし、メーカーも採算取れないって思うようになったら、当然翻訳なんてしなくなるだろうし。
情報をネットで探す場合も英語のままのほうが、情報が多く出てくることも多いので、これはこれでいいのかなと思います。
ということで、左側のメニューよりセットアップを行っていきます。
■WAN側の設定
左側のメニューより[Quick Setup]を選択し、[Next]を押すと接続方法を選択する画面になります。
このような機器を買う人は殆ど、光回線を持っているかと思いますので、PPPoEを直接選択してもよいですが、この機種がいかに簡単にセットアップできるかということを検証する意味でもAuto-Detectという便利な機能がありますので、取りあえず、物は試しで選んで[Next]を押してみます。
プロバイダから提供された情報を入力し、[Next]を押します。これだけで設定完了です。[Finish]を押して、設定を終えることで、ステータス画面で、グローバルIPが取得できていれば、設定が完了です。
LAN側の設定
そのまま使うだけなら、設定をいじる必要なし。
これで、一応ネットには接続できるようになります。
ほんとに簡単に設定できて、世の中便利になったものですね。いやはや驚きです。
・・・と思っていたのですが、この状態で使っていたら、どうもネットワークが安定せず、うまくネットにつながらなくて、不良品か??って思ったのですが、色々とネットで調べたら、もう一つ大事な設定があるようです。
このルータのMTUですが、デフォルトで1480となっておりますが、こちらは、どうも違う値に変更したほうが良いです。
うちの場合は、この設定で、通信が不安定になって、うまくつながらなくて、何が原因なのかなぁってずっと悩んでいたのですが、修正した後からは、特に問題なく使用できています。
左側のメニューより[WAN]を選択し、[Advanced]を選択します。
MTUの値が1480となっているので、1454に変更し、[Save]を押してください。
公式では、ここら辺に書いてあります。つながらなくなる恐れがあるのであれば、正直デフォルト値を1454に変えておいてほしいところ。
何はともあれ、これで、取りあえずLAN側に接続されたパソコンから接続できるようになるところまでは、完了です。
ルータ自体は、一般的に売られているバッファローやNECのものとさほど変わりませんので、この状態になってしまえば、あとは同じです。業務用のルータを買うとオンラインゲームやゲーム機をつないだ時などに、うまく接続ができなくて困ったりすることがありますが、これは、そういったこともなく本当にあっさりとつながりますので、個人が使うものとしては値段も安いですし、非常に良いものというのが印象です。
次は、TL-R600VPNのLAN側の機器のIPの固定方法について記載する予定です。
→記事書きました。LAN内の機器のIPを固定する