前回に続いて、今回は、いよいよマウントアダプタについて、実際にPentax Qを使ってみての感想などを。
カメラレンズを選定する際の基準のひとつとして35mmフィルム換算で50mmという焦点距離があります。
一眼レフを使っている人にとっては説明するまでもない話ですが、この50mmは画角で言うと45度の角度が写せるレンズでいわゆる標準と呼ばれており、人間の目で見たのに近い感じで写せると言われています。
個人的には35mm辺りのレンズが目で見たのと近いのかなと思ったりもするのですが、そんな人の感覚は当てにならないので、50mmが標準ということで良いんだと思います。
そういうことで、ズームレンズではないレンズをカメラにつけようと思うと一番初めに選択肢にあがってくるのは、50mmというレンズになりますし、各社の交換レンズを見てもらうと分かりますが、単焦点レンズと呼ばれるズームしないタイプのレンズは、絶対といって良いほどこの画角のレンズがあります。当然オリンパスやパナソニックにも “Pentax-Qカスタマイズ記その3(前編)~Rayqualのマウントアダプタ~” の続きを読む