1/2.3の不純な感情

午後のひととき

お久しぶりです。

あまりに久しぶりすぎて、どんな風に文章を書いていいかよくわからなくなりました。

でも自身がブログを書いていなくても、世の中は流れていくのであって、すでに来年のCP+の出展企業を募集し始めたとか・・・。

それにしてもリコーによるペンタックスの買収は驚きました。今後どんな展開になっていくのでしょうかね。ペンタックスユーザは不安かもしれませんが、海外に身売りされなかっただけでも、良かったかもしれません。

閑話休題

ペンタックスから6/23に発表されたPentax Qですが、期待は高かったもののふたを開けてみるとオールドレンズファンからは、あまり評価の高いものでは有りませんでした。

そりゃあ、センサーサイズが1/2.3型では、オールドレンズつかったら望遠になりすぎるわ、周辺部のレンズの特徴は出ないわで 良いことなしですからね。

ただし、それらは、フルサイズ用のレンズを使うからそう思うのであって、私のようなメジャー路線を行かない人間にとってはかなり興味深いカメラです。

センサーサイズ1/2.3型。フランジバック 9.2mm。このスペックが意味するものは、現行あるレンズというレンズがフランジバックの観点から考えると付くということです。

とは言っても前述のようにマイクロフォーサーズやAPS-Cで使えるレンズに関しては、そっちで使ったほうがボケ味も大きくなるわけですし、 このペンタックスQで使う必要性がありません。
となると、必然的にこのカメラで性能を十二分に発揮できるレンズは、今まで、マイクロフォーサーズでもケラれてしまったり、フランジバックの関係でつけることが出来なかったシネレンズに限られてくるはずです。

ここでPentax Qでの使用に向いていると考えうるレンズの含めたスペックを上げてみます。

マウント名 フランジバック レンズ内径 画素サイズ/コマサイズ
M4/3 17.3×13.0mm
Qマウント 9.2mm 6.2×4.6mm
Dマウント 12.29mm 15.875mm(5/8inch) 5.3×4.01mm(8mmフィルム)
CSマウント 12.5mm 25.4mm (1inch) 10.41×7.47mm(16mmフィルム)
H8RXマウント 15.305mm 25.4mm (1inch) 5.3×4.01mm(8mmフィルム)
Cマウント 17.526mm 25.4mm (1inch) 10.41×7.47mm(16mmフィルム)

やはりこの中で、オールドレンズを選択したいということであれば、一般的に言えば、Cマウントが種類も多くお勧めしたいところですが、あえて私はDマウントやH8RXマウントのレンズがいいと思う。今まで使えなかったレンズがこのカメラによって使えるとなれば、また新しい描写のレンズに出会える可能性があるからね。

とりあえず、マウントアダプタが出てくるのが楽しみです。

  

CP+でマイクロフォーサーズ用のツァイスレンズが展示

DMC-GF1 + P.ANGENIEUX F.25 1:0.95 TYPE M1
DMC-GF1 + P.ANGENIEUX F.25 1:0.95 TYPE M1

9日から開始されているCP+2011ですが、私も12日に行ってこようと思っています。

今まで一度も行ったことがないので、楽しみなのですが、普段見ているデジカメwatchで続々と新製品情報が出てきているので、気になってみてしまって、うれしい反面、先に知ってしまっていることに、ちょっと複雑な心境です。

色々と見たいと思っているところはあるのですが、やはりCP+2011の開催前に、矢継ぎ早に発表されたMicro FourThirds賛同に関しては気になるところです。

と、思っていたら、 “CP+でマイクロフォーサーズ用のツァイスレンズが展示” の続きを読む

残念な出来事

D700 + AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
D700 + AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

実は、結構前から頭の中で考えていたことがあって、それがすでにほかの人によって実現されていたと言うことを昨日知って、少しショックを受けた。

そのひそかに自分の中で進めようとしていたことと言うのは、「iPhoneを露出計の代わりにできるアプリケーション」である。

今のカメラをもっている人にとっては、露出なんてカメラが勝手にやってくれるものであって、自分で同行するもんじゃないと持っている人も結構いる。(まぁこれは間違いなのだが)

iPhoneをもっている人はクリエイター色の強い人が多く、カメラもフィルムカメラを使っている人を結構知っている。 “残念な出来事” の続きを読む

オリンパス PEN Lite E-PL2のスペックを検証してみる

DMC-GF1 + P.ANGENIEUX F.25 1:0.95 TYPE M1
DMC-GF1 + P.ANGENIEUX F.25 1:0.95 TYPE M1

オリンパスが、マイクロフォーサーズシステム規格に準拠したレンズ交換式デジタルカメラ「オリンパス・ペンライトE-PL2」を1月28日に発売すると発表したようです。

価格はオープンプライス。本体色は、シャンパンゴールド、ホワイト、レッド、ブラックだそうです。

MicroFourThirdsは、第一世代からほぼ完成されたシステムなので、あまり目新しい物がないのが難点だが、今回Olympusは、背面液晶の強化を図ってきました。

パナソニックのマイクロフォーサーズ機が46万画素の3インチ液晶で、ソニーのNEXに至っては92万画素3インチで大きく水を開けられており、「ピントが合わせにくい」ので、EVFが必須等と言われていましたが、今回ようやくパナソニックと並んだ格好です。 “オリンパス PEN Lite E-PL2のスペックを検証してみる” の続きを読む

いまさらながらDMC-GF1を買ってみた

Photo
DMC-G1 + P.Angeniuex 25mm F1.4

12月頭に、LumixのマイクロフォーサーズDMC-GF2が発売となったわけですが、DMC-G2のポジションが危うくなってしまう感じの進化だと私は感じました。EVFが無いのと液晶がフリーアングルであること以外は、スペックが上回っている気がします。ようは、普通の人が使うには十分だということですね。

極端なハイアングルやローアングルで写真を撮ったり、直射日光のもとで精密なピント合わせが要求されるような場合というのを諦めるという選択肢が取れるのであれば、間違いなくシリーズの中で一番の買いだと思います。

私にとってGF1から進化した中でAVCHD対応がやはり一番興味をひくところでした。

GH系と比較して、 “いまさらながらDMC-GF1を買ってみた” の続きを読む