前回の続きです。
対応しているLANカードを導入してしまえば、インストールは非常にスムーズです。
ただしDHCPに対応しているルーターに差し込んでおかないとIPアドレスが取得できないので、インストールがうまくいきませんので、ご注意を。
CDブートしてインストール画面が表示されるので、
そのまま進めていくとあっという間にインストールは終了します。
そういえば、VMware ESXi 4.0.0は、
http://www.vmware.com/jp/products/esxi/
からダウンロードできます。
こちらのURLで名前とメールアドレスを登録することで、ダウンロードとアクティベーション用のシリアル番号が発行されます。このアクティベーション用のシリアル番号を後々入力しないと60日で使用期限が切れてしまうので、注意です。
ダウンロードしたイメージファイルをCDに焼いた物を使用してください。
イメージファイルの焼き方については割愛します。
インストールが完了すると、設定画面になります。
まずは、F2を押し、Customize Systemを選択します。
そして、Configure Passwordを選択し、rootのパスワードの変更を行ってください。
これを行わないと、誰でもアクセスができてしまうので、非常に危険です。
次にConfigure Management NetworkのIP Configurationの項目で、IPアドレスの設定を行います。
これを選択すると、初期状態では、
( )Use dynamix IP address and network configuration
が選択されていますが、このままだと再起動のたびにIPが変更されるので、面倒です。
そのため、
( )Set static IP address and network configuration
をスペースキーで選択し、IP AddressとSubnet MaskとDefault Gatewayを設定します。
これで、VMware側の設定は完了です。あとは管理コンソール上からできますので、画面はずしてしまっても問題はありません。
ここからは、別のマシンからの設定となります。
先ほど設定したIPアドレスに対して、ブラウザでアクセスを行うと(https://192.168.x.x)
いかにも怪しげなメッセージが表示されますが、気にせず進めてください。
セキュリティ警告画面を抜けると、
VMwareへのWelcome画面が表示されますので、Donwload vSphere Clientをクリックし、exeファイルをダウンロードしてください。
ダウンロードしたexeファイルを実行するとインストーラが起動するので、特に設定する場所はなく、順に進めていけばインストールは完了します。
名前と組織は適当に。
途中、vSphere Host Update Utility 4.0のインストールするかを聞いてきますが、新規インストールの場合は必要がありませんので、どちらでも問題ないです。
これで、クライアントのインストールが完了です。
ESXiってノンホストOSかつリモートから管理なのですね。
NIC必須なのはそういうことか。でもこのご時世ですから、カニもサポートして欲しいもんですね。
>Blattさん
コンソール上では、パスワードとかIPアドレスとか最低限のことしか設定できません。
NICのサポート一覧見ると結構たくさんサポートしているように見えるけど、ある程度に市場に出回っていて、かつ安い値段で売られているものには、対応していないんですよね。
今回買ったのが、おそらく新品で帰るものの中で最安の部類に入ると思います。