マイクロフォーサーズといえば、大口径シネレンズが使えるので、一部の人を魅了しているわけですが(私もその一人ですが)
いかんせんオールドレンズで現行品でない上に、現行品レンズの中には、マウント部の径が大きすぎてマウントアダプタに接続できないものもあります。
こういった事情もあり、Cマウントはイマイチメジャーな存在になりきれません。個人的にはメジャーになってもらう必要はないのですが・・・。
そんな大口径がごろごろとあるCマウントレンズ(シネレンズ)ではなく、マウントアダプタを使用しなくてもそのまま使用できるマイクロフォーサーズマウントの50mm F0.95が登場するようです。
メーカー名が怪しすぎます。
フォクトレンダーのNOKTONでもなく、ライカのNoctiluxでも、ニコンのNoct-Nikkorでもありません。
八雲のCマウントレンズをマウント部をマイクロフォーサーズとしたレンズっぽいです。
50mmなので、ケラレは発生しないようです。
ノクトというのは、ノクターンのことのようで、夜でも情緒的に取れるという意味から来ているようです。
つまり、ハイスピードレンズ・大口径レンズということですね。
そういったレンズは、でかい・重い・高いの3拍子がそろっているわけですが、マイクロフォーサーズでCマウントレンズを使っているとそういったイメージが払拭されます。
確かに値段は高いには高いのですが、手が出ない金額というわけでもなく、また大きさや重さもF3を持ち歩いていた自分にとっては、はるかに機動性が勝っています。
個人的には、グルグル回るCarlZeiss Tevidon 25mm F1.4とやわらかい描写のP.Angenieux 25mm F1.4が最高でそれらばかりを使っていますので、このレンズを手に入れる予定はありませんが、マウント部分がマイクロフォーサーズとなっているので、リスクを負ってまで互換性を考える必要がないので、気楽にF0.95の世界を楽しむにはいいのかもしれません。
こういった無茶な商品が出てくるのが、既に出来上がったマウントとは違い、面白いところですね。
ただ、このレンズを買ったら間違いなくレンズ沼行き決定ですが。