ニコンアウトレットに行ってみた

御殿場プレミアムアウトレットには、Nikonのショップがあります。

先日、アウトレットへ買い物に行ったときに、愛機のF3も連れて行きました。もちろん少し前に買ったAi 50mm F1.2Sを付けて。
平日だったこともあり店には客が少なく、アウトレットに来たついでに寄ったという感じの方がほとんどでした。
新しいD5000も展示してあったので触りましたが、液晶が稼動するのはいいですね。ローアングルやハイアングルやウェストレベルでの撮影時に非常に重宝します。ただ、液晶が下側で固定してあるので、回転しにくいというか、ローアングルから見上げるような構図を撮りたいときに非常に画面が見にくいです。(一応断っておきますが、別にスカートの中を撮りたいとかそんなんじゃないですよ!花畑で見上げる構図で背景を青い空にしたいのです)PanasonicのDMC-G1のように横で固定してあって、ビデオカメラみたいに横にも出せるようにしたほうがよかったのではないかと思いました。

D700も触りましたが、最近コンパクトなG1に慣れきってしまっているせいか、非常に重く感じました。もちろん、レスポンスや作りに関しては文句の付け所が無いですけどね。

ただ、そこにいた店員さんともお話をしましたが、デジタルカメラって所有欲が満たされないのですよ。
物としての価値がすごい勢いで下落していき、一年後には新しいカメラが発表される。色々新しい機能は追加されているが、結局前面に出しているのは、画像処理エンジンのバージョンアップと画素数の増加。これじゃあ所有欲が満たされるわけも無く、相変わらずD70で十分だなぁと思ってしまうわけですよ。
さすがにD70は液晶小さいし、高感度でのノイズが多いから、新しく買い換えたいけど値段がもう少し安ければ考えますが今はいいです。D90やD300・D700の後継機が出たら、それらの機種でお買い得感のあるのでも買おうかなと。

私は、一眼レフの機構というかフォルムというものはフィルム時代に既にもう完成されたと思っています。デジタル一眼が主流となった今でも、ミラーボックスとプリズムを使用した機構は、Fの時代から変更は無く、使い勝手や性能が進化した部分はありますが、今後は撮像素子や処理エンジン・露出補正・予測CPUなど、デジタル的な部分の進化しか残されていないわけで、のりしろはもう余り残されていないと考えられます。そういった意味では、オリンパスやパナソニックが進もうとしているアナログからデジタルへのシフト、つまりカメラからのプリズムやミラーボックスの排除(マイクロフォーサーズ)というのは、ある意味必然的な進化なのかもしれません。

たぶん今後とも各社より新しいデジタル一眼は出続けるのでしょうが、自身の中で機械的に完成されていると思っているF3を超える所有欲を満たしてくれるカメラが新しく発売されることは無いと思います。

1980年に発売されたF3。来年でそれから30年が経つわけです。奇しくもその30年の節目でメーカーでの部品交換を伴ったオーバーホールが終わりとなり、今後は部品が無くなったら交換修理ができなくなります。

30年というちょうどいい節目なので、ニコンさんでF3を限定で復刻してくれないかなぁなんて思うわけです。もちろんハイアイポイントで。
金額的にはF6くらいの値段までなら出してもいいかなと思いますね。もっと安ければ最高だけど。

いい意味で節操がない

パナソニックから、マイクロフォーサーズカメラDMC-G1用のライカMマウント・Rマウントのマウントアダプタが発表されました。

女流一眼を謳っておきながら、こんなもの出すメーカーの節操ない姿勢がいい感じです(笑

そもそもマウントアダプターという代物は、かなりアンダーグランドなイメージがあります。もともと付かないものを無理やりつけるわけですからね。ひっそりと自分で楽しむもののような気がします。最近は、かなりメジャーになってしまった感がありますが・・・。しかしそのおかげで自分が知ることとなったわけですのでなんとも微妙な感じです。

ただ、自社のレンズだけではなく他のメーカーのレンズを使われることも考慮に入れたボディ開発をおこなうパナソニックは、他のカメラメーカーでは絶対に出来ないわけで、かなり緻密な戦略を立てているなと感心するわけです。

ピント合わせはアシスト付いてるから、マニュアルで全然問題ないけど、問題は焦点距離が2倍になってしまうことでこればっかりはどうにもなりませんが、シネレンズ(Cマウントレンズ)であれば、広角のレンズはたくさんありますから自分は心配ないですが。

オリンパスの新製品E-P1も含め、マイクロフォーサーズがたくさん売れれば、マウントとして定着するでしょうから、パナとオリンパスにはがんばってもらいたいところです。

とりあえず、近代インターナショナル(Rayqual)でいくか純正でいくかですが、純正品の精度が気になるところです。

Panasonic 4/3 用マウントアダプタ
http://panasonic.jp/dc/lens/mount_adapter.html

   

マイクロフォーサーズ用マウントアダプタ

宮本製作所から、2009年6月5日よりマイクロフォーサーズ用に「ニコン(Fマウントレンズ)」と「ヤシカコンタックス(Y/Cマウントレンズ)」のマウントアダプタが発売されたそうです。価格は、両方とも¥19,950で直販だと¥14,700だそうです。

宮本製作所

間違いなく、来月に発売されるオリンパスのマイクロフォーサーズ機Olympus E-P1を視野に入れての発売ですね。

ヤシコンは、まぁ買ってくればそのままレンズがつくだろうけど、ニコンは絞り環がないGレンズが使えません。当然ですね。マニュアルフォーカスやレトロレンズが使いたいと思う人がほとんどだと思うので、問題ないと思いますが。

とりあえず、ニコンがメイン機なので、ニコンマウント用のは欲しいかなとすこし思いましたが、画角が2倍になる上にレンズがデカイから、買ってもあまり使わずに防湿庫の肥やしになりそうです。ニコンレンズはニコンカメラで。このスタンスでいい気がしてきた。

マイクロフォーサーズのちっこいボディには、小さいCマウントレンズとかペンFのレンズとかそういうのの方が似合ってるし、あるべき姿なんじゃないかなと思います。

ペン用のレンズが欲しい今日この頃。
マウントアダプタがないから自作するかなと思っていたら、 なんか売ってるみたいです。
どこで売ってるかのリンク忘れちゃった(汗

カールツァイス改造記 その1

相変わらずCマウント泥沼にハマってます。

どのレンズも個性的で選び難く、お出かけするときは、いつもどの子と一緒に行こうかと考えてしまいます(笑)

最近のお気に入りの子は、Kern switer 25mm F1.4です。周辺部の像が放射状にかなり流れるので、疾走感溢れる写真になります。まぁ必然的に日の丸構図になるんですが(笑)ただこの子は、重大な問題点があって絞りを絞っていくと周辺がケラれていきます。どうやらこれはレンズ設計上の問題で、最大まで絞ると16mmカメラのフィルムサイズ位になります。まぁ元々16mmカメラ用なんだから文句言えませんが。

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目標設定

今回から暫く記事にしようと思っているのは、Carl Zeiss Jena Tevidon 25mm F1.4の改造です。

Cマウント化させたkenkoとyashicaのコンデジには問題なく装着できるのですが、DMC-G1用のCマウントアダプタには、スクリュー部分の筒の径が大きくて完全にねじ込めないため、近接撮影でしか使えません。

幸い後ろの部分はネジで直ぐに外せそうなので、なんとかなりそうな気がします。

これを改造して無限遠が出るようになったら良いなぁとするのが最終目標です。

飽くなき欲求

おぬしも悪よのう
おぬしも悪よのう

photo with F3HP + Ai-S 50mm F1.2

東京に行くたびに、新宿西口にある中古カメラ屋には欠かさず寄るわけですが、どういうわけか今まで一度も買い物をしたことがありません。欲しいカメラもレンズもたくさんあるのですが、価値と値段がつりあった妥当な値段で売られているからでしょうか?貧乏人なので、高いレンズには手が出ないし、安いレンズは安いなりですからね。

しかし、最近、地元にあるハードオフのジャンクコーナーが非常に魅力的だということに気がついた。

今日のハードオフの成功は、どのアルバイト店員が判定しても均一の判定つまり同じ値段になるようにと言う、価値を考慮してきた今までの古物商とは一線を画すシステムですが、これが規模の拡大と言う意味では非常に有効な手段だったわけです。ただし、その副作用として買い取り価格が市場のレアリティを全く考慮していない 価格体系となるわけです。

しかし売る側はもちろん価値を分からず売りに来るわけですから、二束三文でも買い取ってくれればラッキー程度にしか思ってないので問題ないですし、分かる人が見れば、オークションや中古カメラ屋で売られている金額よりもはるかに安い値段で売られているわけで、宝の山な訳です。

数日前にも、ふらっと立ち寄ったら、かなり良い程度のFDマウントのレンズ24mm F2.8が2500円で売っていて即買いしてしまいました。気分は上々。

レンズが増えていく・・・。