NX10はMマウントレンズの高騰に一役買うのか??

いよいよ、デジカメwatchにもレビューが載ってくるなど情報が出つつあるサムスンのミラーレス一眼NX10。

韓国以外での発売は3月あたりということなので、ちょうどオリンパスのE-PL1と近い感じになりそうですね。

カメラといえば、ドイツか日本かアメリカって感じなので、韓国がここに入ってくるというのは、今の国勢をあらわしているのかもしれません。

G1との比較画像も出ていましたが、APS-Cサイズの撮像素子なのに、マイクロ一眼とほとんど同じというかむしろ小さいサイズに仕上がっていて、技術力の高さがうかがい知れます。

ただ、いいのわかるのですが、このカメラを買うユーザ層がどうにもこうにも見えてこないんですよね。

小さいカメラがいい人はマイクロフォーサーズにするでしょうし、レスポンスを求める人にとっては一眼レフデジカメとなってしまいますし。

それに、銘板のところにでかでかと「Samsung」と書いてあるカメラを日本人が好むのかというとちょっと微妙なところではあります。

まぁ市場は日本だけではありませんので、どうなるのかはふたを開けてみないとわかりません。

ただ日本で確実に買う人たちはどういう人かというと結局のところ、フランジバックが短くてMマウントやLマウントのレンズがAPS-Cサイズで使えることに価値を見出すマニアしか買わない気がします。

だとすると、新規のユーザが増える可能性は極めて低く、ライカのM8が買えない人たちが買うわけで、そういった人たちが新たにレンズを買うということをするかというと少し疑問です。
ですので、このカメラが日本で発売されたからといって、劇的に中古レンズ市場に活気が出るというわけではないというのが私の見解です。

でも、カメラの描写の違いは、結局のところレンズですので、レンズの良さに気が付いたユーザが増えていけば、もっと活気が出るかもしれませんね。

APS-Cなんて中途半端でなくフルサイズで出したらバカ売れだったのにって思ってしまいます。・・・個人的な意見ですが。

以前の記事でも書きましたが、当ブログは、基本的に「Cマウント LOVE」なので、ケラレまくってマイクロフォーサーズと撮影範囲が変わらないAPS-Cサイズのデジタル一眼は、パスですね。それよりもE-PL1が出ることで、E-P1がそろそろ値崩れするのではないかという期待を持って最近は中古品でも漁ろうかと思っています。流通量が多そうですし。

デジタルカメラを買う上で、最近の私の信条は「2世代前のを買う」です。デジタルは日進月歩。買った途端に価値がどんどんなくなっていきます。だったら、2世代くらい前のデジカメをリーゾナブルに買えば、買い替えの頻度を高められるって感じです。パソコンと同じ考え方です。

E-PL1の初見評価

少し前からリークされていましたが、いよいよ発表されました、オリンパスのマイクロフォーサーズ機第3弾。E-PL1

最初見たときに、見た目が小さく見え、「これは!」と思いましたが、サイトで詳細スペックを見るとE-P2と殆どサイズが変わりません。

DMC-GF1のとき同様、騙されました(笑)

スペックも見ましたが特に目新しいものも無く、スペックダウンさせて値段を下げましたと言う感じです。

コンパクトさを重視しすぎて背面液晶サイズが犠牲になっていますし、フラッシュを搭載したからかISO感度の上限が3200まで落とされています。

E-P2から見たら確かにスペックダウンかもしれませんが、E-P1ユーザからしてみるとコチラのほうが性能面で上なのでちょっと辛い。特にEVFが搭載できるようにしてあり、なぜ差別化しなかったのかが疑問です。

最初にこの機種を見たときには、パナソニックのGF1と見間違えるほどでした(笑)
そのくらい変わらない。特にフラッシュの機構の部分なんてまるっきり同じじゃんと言いたくなってしまいます。

これなら、型落ちでE-P2を買ったほうが満足度が高い気がします。

ただ、今回評価すべきは、全色をボディ単体で販売すると言うことですね。
Panasonicも見習ってもらいたいものです。

それよりも同時に発表されたハウジングのほうがオリンパスの本気度が垣間見れると言う話です。

コンパクトカメラ+ハウジングで写りに満足できない人は、当然一眼レフに行くわけですが、一眼レフのハウジングがハンパなく高い。
それに比べ、今回発表されたハウジングは、7万円中盤と言うことで、高いには代わりが無いですが、手がでない金額ではないと言うことです。
カメラ自体が安いのも相成って、アマチュアの水中撮影用カメラのニーズにかなり応えることが出来るのではないでしょうか。

製品サイクルが短いのが最近気になる

  

そういえば、E-P2発売でした

いろいろと立て込んでいてすっかり忘れていましたが、昨日はオリンパス マイクロフォーサーズ機の第2弾E-P2の発売日でした。

今回の目玉はやはりE-P1には付けられなかった高精度EVFですね。

それ以外特に目新しいものはありませんが、やはりM4/3が、一発屋で終わってしまわないのは嬉しいものです。
今後もシェア拡大し普及し続けて欲しいものです。

私の場合は、特にEVFの有無については、こだわりがありませんので、E-p1ないしはDMC-GF1で十分です。
E-P2が発売された今、E-P1を狙ってもいいのかなとアマノジャクなことを考えていたりします。

相変わらず、フラッシュは搭載されていませんが、割り切れば別に必要のないものだと思います。
ただし、このカメラ一台しか持たない人がどう思うかは話が変わってきます。
やはりフラッシュがあった方が安心だとか思うのであれば、需要が増えませんし。

今では、フィルム時代には考えられないような高感度が撮像素子で実現可能となっています。
少し薄暗い場所では、フラッシュ無くても十分対応出来ます。
そういう意味ではスナップ写真でのフラッシュの存在意義はあまりないのかもしれません。
むしろISO感度をこれからも高め続けていき、ユーザの意識も「デジカメだったらフラッシュは要らない」となるように意識を変えていけば、ゆくゆくは内蔵フラッシュは全く必要のない方向になるかもしれませんね。

まぁそこに関しては、オリンパス一社の力では撮像素子が作れませんからどうにもならないのですが、パナソニックと協力していって欲しいですね。

そういえば、Cマウントレンズですが、日本カメラに特集が出た影響でしょうか、中古市場での高騰ぶりには目を見張るものがあります。
たしかに昔の16ミリフィルムカメラというのは、今のデジカメとは比較にならないほど流通量が少ないでしょうから、値上がりするのは必然なのかもしれません。

今後、Dマウントレンズとかも使えるレンズ交換式のカメラが発売されたら状況はもう少し変わるかもしれないですが、少し前からのオールドレンズブームはしばらくは収まりそうもありませんし、デジタルカメラによって、こう言ったレンズが注目され盛り上がることははむしろ、カメラ市場にとって良い事だと思います。

自分が欲しいレンズが高くなって手がでないのが辛いところですけど。

パナソニック マイクロフォーサーズ用ファームアップデート

本日、Panasonicよりマイクロフォーサーズ用レンズの新ファームが発表されました。

こちらのサイトからダウンロードできます。
http://panasonic.jp/support/dsc/download/fts/

私の場合は、Lumixでは、まったくマイクロフォーサーズのレンズを使っていないので、あまり関係なかったりしますが、標準レンズなどを使う方は機能修正が入っていますので、アップデートしたほうがいいですね。

ちなみに私のDMC-G1のファームはv1.2で止まっています。1.3も1.4もシネレンズを常用している自分にとってあまりメリットがないからです。
むしろ社外品のバッテリーが使えなくなるなど、使い勝手が悪くなりそうだからです。

以前から何度か言っていますが、GF1に1:1のスクエアフォーマットが付けられたのですから、G1につけられないわけがないと思うのです。メーカーもファームアップデートでその機能を追加する代わりに、社外バッテリー使えなくするとかその位すれば、純正以外のバッテリーを使う人が減ると思うんですけどね。

日本カメラ12月号

DMC-G1 + Kern Switar 25mm F1.4
DMC-G1 + Kern Switar 25mm F1.4

今月の20日発売の日本カメラにマイクロフォーサーズで使うシネレンズ特集が載っています。

記事は、Cマウントレンズ使っている方なら絶対に知っている、自分もいつも参考にさせてもらっている「英国自転車 クラブモデル」のサイト管理人の方です。

毎回毎回おもうのですが、日本で手に入りにくいシネレンズを、ブームが始まる前から手に入れ始めたとは言え良くコレだけのレンズをお持ちだなぁと記事が更新されるたびに感心するのです。

今後、Cマウントが、どうなっていくか分かりませんが私の予想では、デジタルの進化でより一層の、ミラーレス&フランジバックの縮小が進むものだと考えていますので、まぁシネレンズを持っていても使えなくなることはしばらくないのではないかと予想しています。

最悪、使えるボディが無くなったとしても、昔みたいにトイデジを改造してCマウント化すればいいわけですし。

ただ最近は流石にシネレンズの出玉が少なくなったきたのと、値段が高騰してきたのが、相まって、なかなか初心者が入りにくい状況になっている気がします。

しかし、まだWollensak 25mm F1.9やswitar 25mm F1.4などのレンズは、もとの数が多いおかげでそこまで高騰しているわけではなく手の出しやすい値段です。これから始める方は、ここら辺からはじめるのが良いのではないでしょうか。