LumixのGシリーズとGFシリーズの使い分け

DMC-GF1 + Angenieux 75mm F2.5
DMC-GF1 + Angenieux 75mm F2.5

今更ながらあけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

DMC-GF1が手元に着てからかなりの出動回数です。やはりスクエアフォーマットは新鮮で、色々と試したくなります。

特に、Angeniuexの25mm F0.95との相性がよくて、常用レンズとなりつつあります。ま四角写真だとケラレがほとんど発生しないので良いです。

アンジェニューのこの淡い感じがたまらないですね。

マイクロフォーサーズといえば、Nokton 25mm F0.95もようやく在庫が出てきたようで、ヨドバシカメラの展示してあるコーナーでも熱心に店員さんと話をしている人を見かけます。
盗み聞きをしているつもりはないのですが、 “LumixのGシリーズとGFシリーズの使い分け” の続きを読む

いまさらながらDMC-GF1を買ってみた

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DMC-G1 + P.Angeniuex 25mm F1.4

12月頭に、LumixのマイクロフォーサーズDMC-GF2が発売となったわけですが、DMC-G2のポジションが危うくなってしまう感じの進化だと私は感じました。EVFが無いのと液晶がフリーアングルであること以外は、スペックが上回っている気がします。ようは、普通の人が使うには十分だということですね。

極端なハイアングルやローアングルで写真を撮ったり、直射日光のもとで精密なピント合わせが要求されるような場合というのを諦めるという選択肢が取れるのであれば、間違いなくシリーズの中で一番の買いだと思います。

私にとってGF1から進化した中でAVCHD対応がやはり一番興味をひくところでした。

GH系と比較して、 “いまさらながらDMC-GF1を買ってみた” の続きを読む

マイクロフォーサーズ用のCマウントアダプタ各種の評価

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「ここから」終わる

DMC-G1 + P.ANGENIEUX F.25 1:1.4
このブログを始めた当初、まだ、マイクロフォーサーズは発売されていませんでした。そんな中、コンデジでもともとついてるレンズを無理やり外し、防犯用のレンズを装着できるということをやっている人たちがいるということを知り、ケンコーの安物デジカメを買ってきて、改造を始めたのがそもそもの始まりです。

まぁ、その後、Micro FourThirds機にC-mountレンズ(M25レンズ)が装着できるという事実が分かり、それからはシネレンズが高騰したわけで、早めに買い占めておけばよかったと今では少し後悔しています。最近は大分値段も落ち着いてきましたがやはり明るいレンズやレアなレンズは相変わらず高いままです。

若干の後悔はありますが自分の好きな描写のレンズは何とか手に入れることができたので、不満は全く無いですけどね。

そんなこんなで、結局のところLumixのDMC-G1はCマウントレンズ専用機として、ライカのMレンズやLレンズやContaxのGレンズには、目もくれず、今まで使っています。

結局色々と一眼レフのレンズを付けてみたけれども、どうも画角が2倍になるのがいただけない。標準レンズとなると28mmや24mmを使うことになるのですが、持ってるレンズはF値は2.8がいいところ。コレは非常に中途半端です。
ただ、35mmや50mmの単焦点でポートレートなんかとると綺麗に撮れる気がします。

その後、ソニーのNEXが発表され、瞬間に「あぁマイクロフォーサーズは、Cマウントレンズかペンタックスオート110用レンズ専用機になるな」と感じマイクロフォーサーズの先行きを不安に思ったのですが、LumixもPenも好評のようで今のところは大丈夫そうです。

というわけで、Cマウントレンズについて紹介しているサイトは他にもあって所有数じゃ全然かなわないけど、マイクロフォーサーズをCマウントに変換するアダプタについて色々と紹介しているサイトは無いので、売っているところも含めて自分が使ったものについては使用感を、使ったことが無いものについては、見た感じでレビューしたいと思います。 “マイクロフォーサーズ用のCマウントアダプタ各種の評価” の続きを読む

ヒューマンインターフェイスには金をかけろ

DMC-G1 + P.ANGENIEUX F.25 1:1.4
DMC-G1 + P.ANGENIEUX F.25 1:1.4

※写真と内容が関係なさ過ぎてすいません

パソコンを購入する際に最も重視する点。それはCPUの速度であったり、画面の大きさであったり、持ち運びやすさであったりと、それはもう個人のこだわりの部分によってベストな商品というのは異なってくるわけであって、だからこそ、これだけたくさんのパソコンが家電量販店には溢れているわけです。

私も以前はパソコンのスペックに対してのこだわりの部分が大きく、費用対効果を考えると当然にデスクトップパソコンになるわけですし、しかも自作になるわけでひっきりなしにパーツの交換をしていたものです。

しかし、Pentium4あたりを過ぎた頃からでしょうか、現行OSが要求するスペックをハードウェアが追い抜き始め、基本的な使い方をするのであれば、パーツの交換を行わなくても十分使用に耐えうる状況となったのを境に、パソコンのスペックに対しての飽くなき欲求というのは段々と小さいものになってしまいました。

そしてそのかわりにお金をかけるようになったもの。それは、キーボードやマウスといった最もコストを抑えていたもの。

昔は、そんなものにかける金があれば、間違いなくパソコンのメイン部分に対して投資していたでしょうが、投資する先がなくなってからというもの、マウスから、そしてキーボード、果てはマウスパッドといったものまで自分の感触に最もしっくり来るものを探していきました。

そもそも、なぜそんなことになったかといえば、一番初めの自作機と一緒に買ったキーボード、あの感触が忘れられなかったというのがきっかけだったかもしれません。
昔は全く興味はなかったのですが、手放したあとに色々と調べていくうちにどうやらそれは、ミネビア製であることがわかり、手放したことを非常に後悔したという苦い経験をしたというシロモノです。

それ以来、いろんなものを買っては手放しを繰り返し、キーボードに関しては、一時期マイクロソフトのエルゴノミクスキーボードで落ち着いていたのですが、場所がかさばることに加え、ワイヤレスの感度が悪いという致命的な欠陥を許容することができず、2.4GHz帯のマイクロソフトのキーボードを買ってみたもののキータッチが好きになれず、数カ月で諦め、結局優先が一番だということで、サンワサプライのメカニカルキーボードを買ってみたもののスイッチが硬すぎて自分の押す力とマッチせず、結局、友人から借りた東プレを使ってみたら、やはりこれが最高ということで、現在も使わせてもらってます。

マウスに関しても似たようなもので、一番初めは当然3点セットで1000円くらいのボールマウスを使っていましたが、その後インテリマウス(ホイールなし)⇒インテリマウス(ホイール付き・光学式)⇒Wireless Desktop 3000とずっとマイクロソフト信者ですが、その後Logicool MX620を使ってからは、考えがわかり、果てにはKensingtonのSlimBlade Trackballにまで行き着いてしまいました。

それから、マウスを使う人にとって、マウスパッドは非常に重要です。私は、すべての人に本当に素晴らしいマウスパッドを使って欲しいと常々思っていて、よくカーソルがずれるとか飛ぶとか言っている人には、是非ともAirPad Proというマウスパッドを試してもらいたい。
・・・値段は高いけど・・・。

このマウスパッドを使ってから、カーソル外れないし、マウスはエアホッケーみたいに滑るし、イライラしたことが全くない。

パソコンを使っていく上で、いらいらしないというのは非常に重要なファクターではないだろうか?

当然、余裕があったらディスプレイにもIPSパネルを使った液晶を買って欲しいところであるが、若干高いものなので、ここは最後の締めにして欲しいと思う。

ユーザーインターフェイスに金を賭けるということは、自分自身がイライラしなくなるだけではなく、体が疲れにくいということで、しいては自分の健康管理にもなるということだ。よくキーボードに2万の出せるかという話を言われるが、安いものを使っていて、腱鞘炎になって病院に通うよりかはよほど安上がりではないかと自分は思っているのだが、どうだろうか?

結論「人が触れる部分(ヒューマンインターフェイス)には金をかけろ」

おすすめの逸品たち
  

ケンコーがCマウントのデジカメを発売するようです

スタンバイ
DMC-G1 + P.ANGENIEUX F.25 1:0.95 TYPE M1

ちょっとネタが古いですが、ブログを移設した第一弾には絶対にこの記事を書こうと思ってました。

2010/9/24にケンコーから驚きの発表がされました。

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100925_396108.html

ケンコー、Cマウントデジカメを発売する!

Cマウントとは、防犯カメラなどで使われている規格で、もともとは、映画撮影用の16mmフィルムカメラのレンズ用の規格で、当時はシネレンズと読んでいたようです。
もちろん、ネジに互換性があるので、今のCマウントのカメラにシネレンズもはまりますが、防犯カメラにもともと映画を撮っていたようなレンズをつける意味がないので、現在は、ほとんどの人がソニーのNEXシリーズかオリンパスとパナソニックのマイクロフォーサーズで使用していることが多いです。

いよいよCマウントもメジャーになったのでしょうか。とびっくりしましたが、
ケンコーがこのカメラを発売したときに一番初めに思い出したのが、

自分が改造した例のデジカメ

これを思い出したと言う話。

一番初めに自分が、Cマウントの沼にはまった原因となった。例のカメラDSC50Nです。

それに比べたら、ボディがマグネシウム製と高級感がある感じですが、、、背面のボタンがまったく変わってない・・・そこはもうちょっとがんばろうよと突っ込みたくなります。

中途半端な高級感を出すなら、安く仕上げてほしかったのが正直なところ。

色々と気になる部分はたくさんありますが、やはり

  • 撮像素子のサイズは?
  • シャッター機構があるのか?
  • 無限遠はどうするのか?

の3点が気になるところです。

センサーサイズは、まさかAPS-Cを乗せてくるなんてことはありえないわけですから、きっとコンデジの流用となるでしょう。記事内に標準レンズが6mm F1.4と書いてあったので、確実にコンデジサイズの撮像素子ですね。そうなると、シネレンズの標準レンズ25mmは相当な望遠レンズになってしまいます。
結局のところは、現代のCマウントレンズを基本的に対象とするということでしょうね。

シャッター機構についても、おそらく搭載するには技術面・価格面で厳しいところでしょうから、おそらくないと思いますので、例のごとく蒟蒻のような画像が撮れるかと。

それからもっとも問題なのは、Cマウントレンズによって、レンズの無限遠の位置が異なるという部分です。

あと、Cマウントとありますが、個人的にはさらにフランジバックが短いCSマウントのほうが、Dマウントレンズが利用できたり、CSマウントレンズが使えたりとポイント高いのではないかと思いました。シャッターがもしあるなら機構的に厳しいのでしょうけど。

これで3万と言うのは、トイカメラとしては高いですし、マニア向けと言うとちょっと物足りない感じがするので、非常に微妙な立ち位置になるかと思います。しかしこういった面白いものは、見ているほうとしては楽しいので、積極的な姿勢を見せてくれるKenkoには非常に好感が持てます。

そのうち、このカメラに八雲のレンズをつけて、写真を撮るようなカメラ女子が出てくるのでしょうか。興味深々です。