さすがにそのまま放置はまずいと思い、執筆をひそかに再開。
で、結局Kenkoのカメラがどうなっているかと言うと・・・
こんな感じでできました。(途中省略しすぎ)
カメラとC-CSマウント変換リングを固定しながら、無限遠を完璧に出しつつ、パテで固定するのは不可能でした。なので、若干オーバーインフ(ピントが無限遠から行き過ぎた状態)にして、レンズとリングの間にスペーサーを挟むことで問題を解決しました。
レンズを装着した図
様になるでしょ?
~せきねっと~カメラとパソコン雑記
せっかくヤフオクで買ったデジカメ。すでに2台とも分解され、赤外カットフィルターのみ取り出してある。
哀れ・・・。
ということでせっかく買ったので、そっちを使ってみることにする。
CMOSにぴったりと密着させようと思ったのですが、後からはずしたりするかも?とかそんなことを思ってたので、若干浮かせて取り付けることにする。固定するすべがないので、角にG17の透明タイプを少しつけて固定する。
なかなかうまく行きました。内部の改造はこの程度にしようかと思います。
次回からはマウント改造ですよ。フランジバック調整が死ぬ。
続く
赤外カットフィルターは、CMOS自体が赤外に対しての感度があるので、その領域の光線をカットするためにデジタルカメラと呼ばれるほとんどについています。
DSC50Nにももちろん付いているのですが、CMOS側についているのではなく、レンズユニットの一番CMOS側(カメラの内側)に接着剤のようなものでくっついているので、取るのは相当厳しいです。
と、思ってたんですが、昔、天体撮影用に買ったWebカメラ「ToUCam Pro」のレンズも同じ様な感じだったなぁなんてふと思い出し、そういえばそのときに赤外カットフィルターだけをうまくはずしている人がいたことを思い出しだめもとで試してみることにしました。
その方法とは・・・「エタノールへレンズごと漬け込む」と言う結構な荒技です。
こちらのサイト様でした。http://www.kk-system.co.jp/Alpo/ToUcam/IRcut.htm
早速実行しようと思ったが家にエタノールがない。なので薬局へ買いに行こうと思ったのですが、無水エタノールだと結構高い。しかたないので、家にあったスピリタスと言う酒(アルコール度数97%!)につけてみることにしました。
放っておくこと一晩・・・酒から取り出したレンズからアッサリと赤外カットフィルターが外れました!
昔の知識も役に立つものですね。
とりあえず、、、ヤフオクで買ったの必要なかったです・・・。ばらされたやつらのことを思うとちょっと切ないです
少し間が開いてしまいましたすんません。筆不精なもんで。
ということで、Cマウント化も架橋に入り今回は、内部の改造に入ることにします。
まずは、中を見渡すと、明らかに外れそうなネジ2本でレンズが留まってます。
このネジをはずすと、レンズがあっさり外れて、CCDがご開帳されます。
なんてアッサリ・・・。
レンズを固定していたネジ穴が確実に邪魔になるのでニッパーでカット。プラスチックは加工が楽だ。
この状態で作業をするとCCDがゴミだらけになってしまうので、マスキングテープで保護します。
前回削った部分と仮合わせを行うとスピーカーやらマイクやらが干渉します。
正直どっちもいらない機能ですが、まぁ別にあって困るものではないし、残しておけば何かのときに使うかもしれないので、ほかのスペースへと退避させます。
ヤフオクでの赤外カットフィルター調達に成功したため、いよいよ不可逆な改造を始める。
やはり中の部分よりも外装が先だろうという判断により、前面の筐体に穴を開けてマウントとなる部分を作成することとする。
まずは、表面の塗装が剥げないようにマスキングで表面を覆ってみました。そして、マウントの径よりも少し大きいサイズの穴を開けるために、ピンバイスで穴を開けていきます。
さらにどんどん開けていきます。で、全周つながった。
あとは、ニッパーで穴をつなげて切り落としてきます。ギザギザなので、ヤスリかけて形を整えて穴を広げます。
で、出来上がりはこんな感じです。
きれいではありませんが、とりあえず穴が開いたので、これにレンズをはめてみるとばっちりと固定できます。ピントは合いませんが。とりあえずこんなところで
次は、CCD側の加工に入ります。つづく