第2回 VMware ESXi 4.0.0 のインストール

前回の続きです。

対応しているLANカードを導入してしまえば、インストールは非常にスムーズです。
ただしDHCPに対応しているルーターに差し込んでおかないとIPアドレスが取得できないので、インストールがうまくいきませんので、ご注意を。
CDブートしてインストール画面が表示されるので、

インストール開始
インストール開始

そのまま進めていくとあっという間にインストールは終了します。

インストール完了
インストール完了

そういえば、VMware ESXi 4.0.0は、
http://www.vmware.com/jp/products/esxi/
からダウンロードできます。 “第2回 VMware ESXi 4.0.0 のインストール” の続きを読む

DMC-GF1を評価してみる

前回の記事では、基本的なことしか書きませんでしたが、もう少し考察して見ます。

Panasonic DMC-GF1は、パナソニックのマイクロフォーサーズ機の3代目ということで、今までとはすこしコンセプトを変えています。
デザイン面でのそれが一番大きく、今までの一眼レフを意識したデザインから、コンパクトデジカメを意識したデザインになっています

まず、概観ですが、コンデジ風の形となってはいますが、ユーザーインターフェイス部分は、G1,GH1とほとんど違いがありません。使いやすいと考えられます。
GH1で搭載されていた動画撮影ボタンが背面部から上部へ移動されています。スペースの関係かもしれませんが、押し方が、右手人差し指で押す形となるので、動画を取ろうとしたときにブレそうなのが、ちょっと残念です。
また、E-P1では搭載されていなかった、フラッシュが内蔵されています。自分の場合は、ほとんど使うことはありませんが、一般の人を対象とした場合は、搭載していたほうが便利でしょう。

E-P1のときに、コンシューマから要望が多かった外部EVFをオプションとして用意したのもポイントが高いです。私の場合は、最近では背面液晶でピントや構図を合わせることが多いですが、やはりファインダーがないと駄目と思っている人も多数いるようで、そういった要望を汲み取ることで、「初心者だけではなくある程度カメラを使える人もターゲットにしていますよ」と言うアピールになっている気がする。

撮像素子は、1210万画素のLive MOSですが、総画素数がGH1とは違うので、違うものを使用していると考えられます。このGF1では、AVCHD Liteまでしか対応させていません。つまりハイビジョン映像までということです。それで十分だとは思いますが、先に出ているGH1と比較してしまうとどうしても見劣りしてしまいますが、おそらくこれは、値段を考慮してということでしょう。この戦略は付属レンズがHD動画対応のレンズでないことからもわかります。

今回の機種はGH1などの今までのマイクロフォーサーズ機の延長ではなく、コンパクトデジカメユーザーの更なる取り込みを狙っているように思えます。パナソニックは、地デジへの移行でデジタルテレビへの注目が集まっているこのご時勢に、自社ブランドのVIERAとのリンクをアピールすることで、「デジカメもテレビもレコーダーもパナソニックで」と非常にうまく囲い込みをしようとしていますね。

今回DMC-GF1と同時に新しいレンズも発表されています。H-H020は、20mm/F1.7のパンケーキレンズで、この手のコンパクトなカメラには非常に良く似合いますし、実際、常用レンズとなる可能性が高いです。レンズの選択肢が増えるにしたがって、より面白い画を作ることが可能になります。

自分の場合は、Cマウントレンズしか使いませんが(笑

そして肝心のCマウントレンズの装着に関しては、内部のくぼみが、GH1と同じく丸くになっており、レンズ装着には問題ないと考えられます。

それにしても、このカメラにCマウントレンズを搭載した姿を想像すると、自分が持っているCマウント改造済みのYASHICA EZ F-924やKENKO DSC-50Nにどんどん似てきている気がします。

1年ほど前にコンデジでレンズ交換ができたらいいなぁと思い立ち、コンデジのレンズを無理やり取り外しCマウント化したときに自分が求めていた「コンパクトかつ被写界深度の浅さ」を実現したカメラがオリンパスに続き、パナソニックからもいよいよ登場したということです。

パナからマイクロフォーサーズ機の新製品発表

パナソニックから3つ目となる、マイクロフォーサーズ(M4/3)機が昨日発表されました。

DMC-GF1
http://panasonic.jp/dc/gf1/index.html

コンセプトは、オリンパスのE-P1とほぼ同じ。ただし、ボディ内手振れ補正はない。
代わりに、外付けのEVFがオプションで付けることができる。
レンズのラインナップも大幅に増やしてきて、パナソニックの本気具合がうかがい知れます。

最近では、価格.comのデジタル一眼のランキングで、常に上位をDMC-G1/DMC-GH1/E-P1がにぎわせています。
その一方で、D700や5D MarkIIやK-7などが常にランキングにランクインしています。
この状況に、わたしは、ある種の流れを感じます。

それは「ユーザーの2極化」

ミドルからハイアマチュアユーザは、一人で複数台のカメラを所有しています。そのため、買い替えの頻度も高く、こういったランキング上で一眼レフデジカメの高級機がコンスタントに買われ続けていると考えられます。
一方では、家族に一台で十分と考えているようなライトユーザでは、基本的には古くなりすぎたや壊れたといった理由で買うことが多いはずです。そういった人たちが性能やコンパクトさ検討した結果、小型軽量の一眼デジカメを買っている。

こういった状況でこのランキング構造が出来上がっていると考えられます。

この流れを考慮すると、数年後、カメラ業界のシェアが大きく変わっている可能性があります。

携帯にすら高性能なカメラが付いている時代です。コンパクトカメラは今後生き残りは非常に厳しいものとなるでしょう。
時代は、高級一眼レフデジカメと一眼デジカメの2強時代へ突入。というシナリオも考えられます。

第1回 VMware ESXi 4.0.0 のインストール準備

自宅にあるIntel Atomマザー D945CCLF2ですが、別途サーバはあるので、特に有効な利用目的を見出せていません。

そこで、少し気になっていた、VMware ESXiをインストールしてみようと思います。

VMwareは、PlayerやServerといった別の種類もありますが、やはりハードウェア上に直接インストールするタイプのESXiが一番パフォーマンスがいいので、そちらを選択しました。
それにフリーになったことも大きいですね。

インストールする際にネットで色々と情報を集めていましたが、4.0に関しての情報が少なかったので、その点も含めてメモを残しておきます。

インテルのD945CCLF2にVMware ESXiをインストールしているブログ記事は検索すると結構見つかります。
このマザー、インテルのマザーにもかかわらずLANのチップが、通称カニ・Realtekが使われています。
なにもそこまでコストダウンしなくてもいいのに。

その影響で、オンボードのLANが使うことができなく、VMware ESXiはインストールすらさせてもらえません。

インストールCDから起動させるとファイルをロードしていきますが、以下の画面で止まってしまいます。

faild画面
faild画面

そこで、LANカードを別途用意する必要がありますが、これも対応しているカードが少ないため、注意が必要です。
対応しているかどうかは、http://www.vmware.com/pdf/vi35_systems_guide.pdfで調べることができます。

こちらで、タブをI/O Devicesに変更し、
Product Release VersionをESX/ESXi 4.0を選択
TypeをNETWORKを選択します。

この状態で、使えるデバイスを調べることができます。

ただし、ここに書いていなくても使用できるデバイスもあるようです。
私の場合は、とりあえずハードオフや家に落ちていたLANカードを片っ端から試して見ましたが、すべて認識しませんでした。

結局、色々ネットで調べて「INTEL PRO/1000 GT DESKTOP ADAPTER (PWLA8391GT)」を選択しました。
マザーボードが1万円程度で買えるのに、LANボードが4000円というのは少々痛かったですが使えないものを買ってしまうよりはマシです。

買ってきて、PCIスロットに差し込むだけで、とりあえず準備完了です。

次回は、インストールについてです。