2016年05月26日発売のハローキティフォンには、OLA SIMスターターパックというものが付属しています。
本体代金に上乗せして、このMVNOのSIMの初期手数料が含まれているわけですが、端末自体はSIMフリーなので、別の回線でも使用可能なため、契約するしないは自由ということになっています。
このOLA SIMというのは、ブラステル株式会社という事業者が提供しているようで、ハローキティフォンでは、050のIP電話も使えるのですが、このサイトで紹介されている050Freeというサービスで、IP電話サービスを利用する形をとるようです。
料金面については、前回の記事で少し言及しましたが、高速通信に対応していない割には、金額が少々高めです。以下、他社の有名どころとの比較です。
OLA SIM | mineo(D) | イオンSIM | |
初期手数料 | 3500円 | 3000円 | 3000円 |
データ通信(月額) | 980円 (200kbps無制限) |
700円 (LTE 1GB) |
480円 (LTE 1GB) |
音声通話 +データ通信(月額) |
1580円 (200kbps無制限) |
1400円 (LTE 1GB) |
1280円 (LTE 1GB) |
※音声通話は、ともに30秒/20円
このように、ほぼ同じ金額を出せば、LTEでの通信が行えるMVNOがたくさんありますので、OLA SIMを使うメリットというのは、初期費用分がすでに払っているので払う必要がないといったところです。月額のランニング費用が高いと、あっという間に初期費用の差額をチャラにしてしまうため、よく考えて使ったほうがいいですね。
契約上は上記金額だったとしても、実際通話をすることで、通話料がプラスされますので、2000円くらいになってしまうことも大いに考えられます。
そもそも、このハローキティフォン単体で使う人というのは、現状の仕様では、いないわけですから、このケータイを音声通話専用と割り切って使うということであれば、ドコモのカケホーダイプランを契約したほうが良いかと思います。