OLYMPUS PEN Lite E-PL2が発売しましたね

D700 + AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
D700 + AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

先週末にE-PL2が発売となりましたが、まだ店頭には見に行っていません。少し前にE-PL1sが発売となり、時間を置かずにの発売ですが、正直、背面液晶が大型化して、画素数が多くなったこと以外は、さして目新しい物がないというのが感想です。

アートフィルタもそろそろネタ切れ感がありますし、そもそも、こんなに早くモデルチェンジをする必要があったのか?と感じました。
「E-PL1s出て買ったのにまた新しいのが出ちゃったよ・・・オリンパスってどうなのよ」って残念がるユーザがいるのが目に浮かぶので、メーカー・ユーザ双方にとってデメリットだと思うんですが。

大して、見新しいものがないと冒頭で書きましたが、E–PL2は背面液晶が大型化して画素数が多くなっているため、液晶でのピントあわせが今までよりもずいぶんと楽になるはずです。マニュアルレンズを使っている人にとってはこれは結構重要なことで、毎回毎回、拡大してピントあわせを行わなくても、大体ピントがあってればいいやと言うシチュエーションにおいて、撮影枚数が多くできるのはうれしいことです。この点については、今まで液晶が見劣りしていたので、パナソニックがいいのかなと思っていた人にとっては、購入を決意する際のポイントになるかもしれません。
まぁ、ただNEXには及ばないんですが・・・。がんばれMicroFourThirds陣営!

動画の音声がモノラルなのは、次回作までのお預けといったところでしょうか。あのサイズで、モノラルでもステレオでもさして代わりがないと思いますが、内蔵でステレオとなればウリにはなりますよね。

現在にいたるまでにマイクロフォーサーズ機が発売されてきましたが、現時点で発売されているカメラと初期に発売されたDMC-G1とが、動画撮影の機能やアートフィルタなどの部分での見劣りはありますが、兎角写真撮影の部分に限って言えば、全く遜色ないというのは、ある意味マイクロフォーサーズが発売の時点ですでに完成形だったということを示唆しているのだと思います。

レンズ交換式のカメラでは、どれだけ交換レンズがあるというのは、ユーザ側にとっては結構重要なファクターです。
マイクロフォーサーズは、少しずつですがレンズが充実してきましたし、今年中にも何種類か各社から発売されるようですので、ある程度の発展は見込めそうですが、ニコンやキヤノンの牙城が崩せるとは思いませんし、なによりNEXやマイクロフォーサーズを持っている人は、そういった純正のレンズを使わずに結構な割合でオールドレンズを使っています。

そういう意味では、メーカーはボディの買い替えを促進するのが売上につながると考えているのかも知れません。

しかし、Live MOSセンサーが激的に向上したりしない限りは、なかなか買い換えようと言う気持ちにはなりませんし、今のままで良いという人が大半になってしまいます。
個人的には、画素数はこれ以上は必要ない気がしますので、むしろ高感度設定時のノイズ低減に力を入れてほしいです。

いっそのこと、レンズラインナップが存在しない、フルサイズのセンサーを搭載したフランジバックの短いカメラでも発売してくれたら、おそらくオールドレンズマニアが飛びつくので、それで売り上げ上がるんじゃないかなって思ってしまいました。

あっ、でもCマウントレンズは、このマイクロフォーサーズがぴったりなので、それ専用と考えると、私はフルサイズ機はいらないかな。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA