何も知らずに新宿のヤマダ電機に寄ったらNikon Z 7が先行で展示してありました。
発売は、2018年9月28日ですが、その前に一部の店舗で先行展示しているようです。知らんかった。
先行展示している店舗の一覧はこちら。
http://www.nikon-image.com/sp/z7_pre_display/index.html
ファンミーティングにも行けなかったため、その場で触ることができたため、オールドレンズ的な視点でのタッチ&トライして来たので報告。
結論から先に書いてしまいますが、Nikon 1の時のような、マニュアルモード以外ではシャッターが切れないといった意地悪な仕様にはなっておらずに、絞り優先モードでもオールドレンズが使えるようには、なっていました。
簡易的な方法とはなりますが、Nikon Zでオールドレンズが使用できるかのテスト方法としては、以下の通り。
- 純正レンズは、俺には要らない
- 絞り優先モードでの挙動を確認
- 露出の自動調整の有無
まず、当然ですが、純正レンズが付いていましたので、シャッターも切らずにいきなりレンズを取り外します(笑)まぁ実際には要るのですがオールドレンズを検討した場合には、不要です。
そして絞り優先モード(A)にしたまま、光源に向けてシャッターを切るとちゃんと切れます。
これにより、レンズが認識されていない状態でも、Aモードでシャッターが切れることが確認できます。
しかし、デモモードで単にシャッターが切れているだけという可能性もあるため、次に点についても確認を行います。
絞り優先モードでシャッターが切れても、単に切れているだけでは意味がありません。適正露出が出ていて初めて、写真が撮れます。
そのため、センサーを光源に向けて撮影し、センサーの前を手で覆うと、シャッタースピードが変化することを確認しました。このことから、露出についても適正で調整してくれる仕様のようです。
従って、フランジバックより焦点距離が長いオールドレンズであれば、マウントアダプタメーカーが製品を用意してくれさえすれば、問題なく使えると言うことがわかったので、結構テンションが上がりました。
タンポポチップは要らない!!!
まぁ純正レンズ含めて、Fマウントで、Aiニッコール以降のレンズであれば、FT Zを使えば、問題なく使えることは、公式からの発表済みの内容とはなるため特には試していないですが、FT Zが意外と高いので、その分を補うため、サードパーティ製のものを買うということもありかとは思います。
周知のとおりフランジバックは16mmとフルサイズのレンズ交換式デジカメの中では最短で、マウント口径も今まで以上に大きいものとなりますので、今まで、α7につけていたレンズについては、すべて使用することが可能です。
ニコンユーザで、かつオールドレンズユーザとなると、今までは、大抵ニコンの一眼デジタルに加えて、α7をもって撮影をしに行く必要があったのですが、今後は1つのボディで、AFレンズが使え、動画も撮れて、オールドレンズも使えるというのは、機材の量を減らせるので、かなりのメリットだと感じてます。この辺りをすべて一台で賄えるというのは結構購入する上での結構大きな理由付けとなりそうです。
まだ、マウントアダプターがないという問題もありますが、じきにマウントアダプターメーカーから発売されることが予想されますが、気になるのは金額といったところでしょうか。
また、廉価版のZ 6がまだどのレベルで仕上がっているのかが不明なので、そちらの状況も気になりますね。
どちらにせよ、オールドレンズ界隈では久しぶりの新マウントの登場で色めきあっている状況ですね。