tp-linkのTL-R600VPNを設定する。LAN内の機器のIPを固定する

前回に続き、tp-linkのTL-R600VPNの設定について。

WAN側の設定が終わってしまえば、基本的にはルーターの設定はおしまいなので、インターネットを使いだけの人にとっては、これ以上は設定する必要はありませんが、大抵この手の機器を買う人は、自宅環境内に1台や2台はサーバがあるかと思います。

サーバ機器のIP固定については、人によってポリシーや好みがあるかと思いますが、サーバ側でIPを固定させて、運用している人がほとんどかと思います。そっちのほうが分かりやすいですし。

ただし、機器によってはIPが固定できないネットワーク機器もあるため、その場合は、MACアドレスとIPを紐づけて、IPを払い出すようにルータ側で対処する必要があります。
このTL-R600VPNについても機能が実装されていますので、これを使って、機器のIPを固定します。

まずは、該当の機器のMACアドレスを調べます。
調べ方について、機器ごとで異なりますので、割愛。

どうしてもわからない場合は、iPhoneをWiFiにつないで、Fingというアプリをインストールして、実行すると同一セグメント内の機器をスキャンしてくれます。
これは結構便利でおすすめです。

例えば、AA-AA-AA-AA-AA-AAだった場合、
管理画面の[DHCP]-[Address Reservation]で[Add New…]を選択します。

事前に調べていたMACアドレスを[Mac Address]の欄に入力します。この際、MACアドレスの書き方は、[XX-XX-XX-XX-XX-XX]とハイフン(-)で繋ぐ書き方で記述します。

そして、[Reserved IP Address]に割り振りたいIPアドレスを指定します。当然ですが、同一セグメントのIPを指定しないと怒られます。また、DHCPがデフォルトで設定してありますので、それとはかぶらないIPを指定してあげる必要があります。デフォルトでは、[192.168.0.100]から[192.168.0.199]で自動的にIPを割り振る設定となっていますので、192.168.0.200以上のIPを指定してあげればいいかと思います。

[Save]を押すと、ルータの再起動を促されます。

左側のメニューより[System Tools]-[Reboot]を選択し、[Reboot]ボタンを押すと、ルータの再起動がかかりますので、以降は対象のMACアドレスを持った機器が起動されてきたときに、DHCPで指定したIPが割り振られるようになります。

これで、今後は、IPが固定されます。

次回は、VPNの設定を行う予定です。

それにしても、tp-linkの製品をアマゾンで物色していたのですが、金属筐体のギガビット対応の8ポートのハブがとんでもなく安くて、びっくりしました。しかもアンマネージプラスのほうは、VLANが切れて、この値段とか本当なのだろうか?と思える価格設定です。機会があれば買って試してみる予定です。

→記事書きました。VPN設定編(PPTP)そして、大誤算

  

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