自宅にあるIntel Atomマザー D945CCLF2ですが、別途サーバはあるので、特に有効な利用目的を見出せていません。
そこで、少し気になっていた、VMware ESXiをインストールしてみようと思います。
VMwareは、PlayerやServerといった別の種類もありますが、やはりハードウェア上に直接インストールするタイプのESXiが一番パフォーマンスがいいので、そちらを選択しました。
それにフリーになったことも大きいですね。
インストールする際にネットで色々と情報を集めていましたが、4.0に関しての情報が少なかったので、その点も含めてメモを残しておきます。
インテルのD945CCLF2にVMware ESXiをインストールしているブログ記事は検索すると結構見つかります。
このマザー、インテルのマザーにもかかわらずLANのチップが、通称カニ・Realtekが使われています。
なにもそこまでコストダウンしなくてもいいのに。
その影響で、オンボードのLANが使うことができなく、VMware ESXiはインストールすらさせてもらえません。
インストールCDから起動させるとファイルをロードしていきますが、以下の画面で止まってしまいます。
そこで、LANカードを別途用意する必要がありますが、これも対応しているカードが少ないため、注意が必要です。
対応しているかどうかは、http://www.vmware.com/pdf/vi35_systems_guide.pdfで調べることができます。
こちらで、タブをI/O Devicesに変更し、
Product Release VersionをESX/ESXi 4.0を選択
TypeをNETWORKを選択します。
この状態で、使えるデバイスを調べることができます。
ただし、ここに書いていなくても使用できるデバイスもあるようです。
私の場合は、とりあえずハードオフや家に落ちていたLANカードを片っ端から試して見ましたが、すべて認識しませんでした。
結局、色々ネットで調べて「INTEL PRO/1000 GT DESKTOP ADAPTER (PWLA8391GT)」を選択しました。
マザーボードが1万円程度で買えるのに、LANボードが4000円というのは少々痛かったですが使えないものを買ってしまうよりはマシです。
買ってきて、PCIスロットに差し込むだけで、とりあえず準備完了です。
次回は、インストールについてです。