カールツァイス改造記 その3

前回まで

CマウントのCarl Zeiss Jena Tevidon 25mm F1.4 は、マウント部の径が大きいため、マイクロフォーサーズのカメラに直接付けることができません。
そこで、マウント部の改造をしようと思い立ちました。

前回は、テビドンのマウント部の取り外しまで行いました。

ここ

Cマウント部を外して、無限遠は大丈夫と言う事は分かったのですが、カメラへの固定方法が難題です。

マイクロフォーサーズは最近のマウントなので、ジャンクレンズはありませんし、マウントアダプタは高いため、お手軽な値段で買えるマウント部は、ボディキャップ位しか思いつきません。

なのでボディキャップを使ってマウント部を作ろうかと思いましたが、プラスチック製なので加工はしやすいものの、見た目がしょぼいし頻繁に付け替えを行うと擦り切れるわで、何とかできないものかと考えました。

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工業製品としての価値

Leica M9が発表されました。

とうとうフルサイズの撮像素子が搭載され、しかもKodakのCCD。
ほとんどのメーカーがCMOSに移行してしまっている今、あえてCCDで行くと言うところに、他のカメラメーカーの素子(キヤノンやソニーの製品)を使いたくないと言うライカの意地を感じます。
とは言っても、ライカのデジタル製品は、パナソニックのLumixがベースのものが結構あるんですけどね。

まぁユーザーとしては性能がよければ、なんでもかまわないのですが。

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GF1のモニター販売開始しています。

9月9日13時締め切りで、現在パナソニックのサイトでDMC-GF1のモニター販売を行っています。

こちら

ここでは、パンケーキレンズセット or ズームレンズセットが71,900円~80,900円の間で入札することができます。
ちょっと勢いで入札してしまいそうになりました。

買うにしても直接触って見たいなぁ。

また、予約宣言キャンペーンもやってて、予約宣言して、本体を買うとClub Panasonicのエンジョイポイントを5000ポイントもれなくもらえるそうです。
とりあえず、予約宣言だけはしておくといいですね。

>ここ

GF1は、3色ありますが、パンケーキレンズセットでしか白と赤を出さないようです。
・・・ケチ(笑
でもそれだけ、このモデルはパンケーキレンズセットが主力として売り出したいと言うことでしょう。

予約をとどまって、色々とサイトを回ってみましたが、キタムラだと80800円、ヨドバシで89,800円(10%ポイント還元)、ビックカメラで89,800円(10%ポイント還元)なんですが、8GBのSDHCメモリーカードが予約特典で付くようです。それを考えるとモニター販売はそんなに安くないなぁ。

キタムラとヨドバシは、画が出ていますが、どうやらサンディスクのExtreme IIIのようですし。
それならこっちで買ったほうがいいかも。

メモリとパンケーキレンズをオークションで売り払えば、ボディだけを55000円くらいでゲットできそうな予感を感じさせるので、迷いどころです。
だって、自分はCマウントしか使わないし・・・

DMC-GF1を評価してみる

前回の記事では、基本的なことしか書きませんでしたが、もう少し考察して見ます。

Panasonic DMC-GF1は、パナソニックのマイクロフォーサーズ機の3代目ということで、今までとはすこしコンセプトを変えています。
デザイン面でのそれが一番大きく、今までの一眼レフを意識したデザインから、コンパクトデジカメを意識したデザインになっています

まず、概観ですが、コンデジ風の形となってはいますが、ユーザーインターフェイス部分は、G1,GH1とほとんど違いがありません。使いやすいと考えられます。
GH1で搭載されていた動画撮影ボタンが背面部から上部へ移動されています。スペースの関係かもしれませんが、押し方が、右手人差し指で押す形となるので、動画を取ろうとしたときにブレそうなのが、ちょっと残念です。
また、E-P1では搭載されていなかった、フラッシュが内蔵されています。自分の場合は、ほとんど使うことはありませんが、一般の人を対象とした場合は、搭載していたほうが便利でしょう。

E-P1のときに、コンシューマから要望が多かった外部EVFをオプションとして用意したのもポイントが高いです。私の場合は、最近では背面液晶でピントや構図を合わせることが多いですが、やはりファインダーがないと駄目と思っている人も多数いるようで、そういった要望を汲み取ることで、「初心者だけではなくある程度カメラを使える人もターゲットにしていますよ」と言うアピールになっている気がする。

撮像素子は、1210万画素のLive MOSですが、総画素数がGH1とは違うので、違うものを使用していると考えられます。このGF1では、AVCHD Liteまでしか対応させていません。つまりハイビジョン映像までということです。それで十分だとは思いますが、先に出ているGH1と比較してしまうとどうしても見劣りしてしまいますが、おそらくこれは、値段を考慮してということでしょう。この戦略は付属レンズがHD動画対応のレンズでないことからもわかります。

今回の機種はGH1などの今までのマイクロフォーサーズ機の延長ではなく、コンパクトデジカメユーザーの更なる取り込みを狙っているように思えます。パナソニックは、地デジへの移行でデジタルテレビへの注目が集まっているこのご時勢に、自社ブランドのVIERAとのリンクをアピールすることで、「デジカメもテレビもレコーダーもパナソニックで」と非常にうまく囲い込みをしようとしていますね。

今回DMC-GF1と同時に新しいレンズも発表されています。H-H020は、20mm/F1.7のパンケーキレンズで、この手のコンパクトなカメラには非常に良く似合いますし、実際、常用レンズとなる可能性が高いです。レンズの選択肢が増えるにしたがって、より面白い画を作ることが可能になります。

自分の場合は、Cマウントレンズしか使いませんが(笑

そして肝心のCマウントレンズの装着に関しては、内部のくぼみが、GH1と同じく丸くになっており、レンズ装着には問題ないと考えられます。

それにしても、このカメラにCマウントレンズを搭載した姿を想像すると、自分が持っているCマウント改造済みのYASHICA EZ F-924やKENKO DSC-50Nにどんどん似てきている気がします。

1年ほど前にコンデジでレンズ交換ができたらいいなぁと思い立ち、コンデジのレンズを無理やり取り外しCマウント化したときに自分が求めていた「コンパクトかつ被写界深度の浅さ」を実現したカメラがオリンパスに続き、パナソニックからもいよいよ登場したということです。

パナからマイクロフォーサーズ機の新製品発表

パナソニックから3つ目となる、マイクロフォーサーズ(M4/3)機が昨日発表されました。

DMC-GF1
http://panasonic.jp/dc/gf1/index.html

コンセプトは、オリンパスのE-P1とほぼ同じ。ただし、ボディ内手振れ補正はない。
代わりに、外付けのEVFがオプションで付けることができる。
レンズのラインナップも大幅に増やしてきて、パナソニックの本気具合がうかがい知れます。

最近では、価格.comのデジタル一眼のランキングで、常に上位をDMC-G1/DMC-GH1/E-P1がにぎわせています。
その一方で、D700や5D MarkIIやK-7などが常にランキングにランクインしています。
この状況に、わたしは、ある種の流れを感じます。

それは「ユーザーの2極化」

ミドルからハイアマチュアユーザは、一人で複数台のカメラを所有しています。そのため、買い替えの頻度も高く、こういったランキング上で一眼レフデジカメの高級機がコンスタントに買われ続けていると考えられます。
一方では、家族に一台で十分と考えているようなライトユーザでは、基本的には古くなりすぎたや壊れたといった理由で買うことが多いはずです。そういった人たちが性能やコンパクトさ検討した結果、小型軽量の一眼デジカメを買っている。

こういった状況でこのランキング構造が出来上がっていると考えられます。

この流れを考慮すると、数年後、カメラ業界のシェアが大きく変わっている可能性があります。

携帯にすら高性能なカメラが付いている時代です。コンパクトカメラは今後生き残りは非常に厳しいものとなるでしょう。
時代は、高級一眼レフデジカメと一眼デジカメの2強時代へ突入。というシナリオも考えられます。