NOKTON 25mm F0.95を触ってきました。

Photo
DMC-G1 + CarlZeiss Jena Tevidon DDR 25mm F1.4

よくグルグルボケは良くないと言いますが、僕はこんな風に癖があるレンズのほうが好きです。今のレンズって確かに収差も良く抑えられて綺麗な写真だとは思うけど、なんだか物足りない。完全であるが故の不完全の魅力が無いではないでしょうか。

発売後に東京に行く用事があったので、展示品が見れると思って期待して展示がありそうな店を回ってみたのですが、ない、ない、ない・・・。ほとんど展示してあるところが無いんです。

やっとのことで、見つけたのは、新宿西口のヨドバシカメラのカメラ館の2F。そこ以外では見かけませんでしたね。

売れてないのかなぁとおもって店員に聞いてみたら、かなり好評で品切れしており、今予約しても年内に渡せるかどうかと言っていました。

持った感触はずっしりと重く、 “NOKTON 25mm F0.95を触ってきました。” の続きを読む

いよいよ発売間近。NOKTON 25mm F0.95

もみじの紅葉
DMC-G1 + Angeniuex 25mm F1.4

そろそろ、いろいろな作例が出てくるようになりました。作例を見ていてとても欲しくなるレンズです。

自分はといえば、コシナがMicroFourthirdsへの賛同を示しマイクロフォーサーズ用のノクトン 25mm F0.95が突然発表したことに衝撃を受け、発表されたニュースを携帯で見たその足でヨドバシカメラで予約をしたわけですが、その後色々と考慮した結果、今回は見送ることにしました。

一番の理由は、発売日が延期し、発表されたときのテンションを維持できなかったというところでしょうか。
日々ほしい物が出てくる中で勢いというのは、かなり大事なファクターかもしれませんね。

なんで、そんなにも2ヶ月程度でテンションが下がってしまったかといえば、おそらく日本カメラの10年10月号「超大口径F0.95ワールド」比較の特集を見てしまったのがいけない。

Leica、Canon、Angeniuex、NoktonのF0.95とおよそカメラ好きなら押さえておきたい大口径レンズの描写比較なんて素敵な企画があったら、見るに決まっているじゃないですか。

それで見たんですけど、やっぱりノクトンの写りはいいんですよ。ただ、ノクチルックスと比較しちゃうのはちょっとね。値段が10倍以上違うじゃないですか。でも、やっぱり比較されたの見ちゃうとそっちに目が言っちゃうわけですよ。

やはりマイクロフォーサーズの撮像素子サイズは、フィルムと比較して小さいわけで、必然的にボケ味は弱いのは仕方が無いのですが、フルサイズ機のおよそF1.4と同じくらいかなって思えてきたら、「だったらNikon D700買ってNokton 58mm F1.4 SLIIで撮ったほうがマニュアルフォーカス合わせやすいし幸せかも」と思えてきたので、自分の場合はアンジェニューのF0.95も持っているので見送ったほうがいいのかなと思えてきた。

しかし、あえてフルサイズにする必要もないし、コンパクトに大口径をという人にとっては、写りの面での不満はないでしょうし、カメラ本体を合わせたトータルコストパフォーマンスはMicroFourThirds機の方が上なので、マストバイアイテムです。

自分が幸せになれる組み合わせが一番かと思います。

自分もD700(もしくはD800?)買って、金銭的に余裕が出たら買いたいレンズであることは間違いない。

それにしてもノクチルックスの開放で撮影したときにボケ味とピントがあっている部分の写りの良さは、他のレンズとは比べ物にならなかったなぁ。一度でいいから使ってみたい。

ヒューマンインターフェイスには金をかけろ

DMC-G1 + P.ANGENIEUX F.25 1:1.4
DMC-G1 + P.ANGENIEUX F.25 1:1.4

※写真と内容が関係なさ過ぎてすいません

パソコンを購入する際に最も重視する点。それはCPUの速度であったり、画面の大きさであったり、持ち運びやすさであったりと、それはもう個人のこだわりの部分によってベストな商品というのは異なってくるわけであって、だからこそ、これだけたくさんのパソコンが家電量販店には溢れているわけです。

私も以前はパソコンのスペックに対してのこだわりの部分が大きく、費用対効果を考えると当然にデスクトップパソコンになるわけですし、しかも自作になるわけでひっきりなしにパーツの交換をしていたものです。

しかし、Pentium4あたりを過ぎた頃からでしょうか、現行OSが要求するスペックをハードウェアが追い抜き始め、基本的な使い方をするのであれば、パーツの交換を行わなくても十分使用に耐えうる状況となったのを境に、パソコンのスペックに対しての飽くなき欲求というのは段々と小さいものになってしまいました。

そしてそのかわりにお金をかけるようになったもの。それは、キーボードやマウスといった最もコストを抑えていたもの。

昔は、そんなものにかける金があれば、間違いなくパソコンのメイン部分に対して投資していたでしょうが、投資する先がなくなってからというもの、マウスから、そしてキーボード、果てはマウスパッドといったものまで自分の感触に最もしっくり来るものを探していきました。

そもそも、なぜそんなことになったかといえば、一番初めの自作機と一緒に買ったキーボード、あの感触が忘れられなかったというのがきっかけだったかもしれません。
昔は全く興味はなかったのですが、手放したあとに色々と調べていくうちにどうやらそれは、ミネビア製であることがわかり、手放したことを非常に後悔したという苦い経験をしたというシロモノです。

それ以来、いろんなものを買っては手放しを繰り返し、キーボードに関しては、一時期マイクロソフトのエルゴノミクスキーボードで落ち着いていたのですが、場所がかさばることに加え、ワイヤレスの感度が悪いという致命的な欠陥を許容することができず、2.4GHz帯のマイクロソフトのキーボードを買ってみたもののキータッチが好きになれず、数カ月で諦め、結局優先が一番だということで、サンワサプライのメカニカルキーボードを買ってみたもののスイッチが硬すぎて自分の押す力とマッチせず、結局、友人から借りた東プレを使ってみたら、やはりこれが最高ということで、現在も使わせてもらってます。

マウスに関しても似たようなもので、一番初めは当然3点セットで1000円くらいのボールマウスを使っていましたが、その後インテリマウス(ホイールなし)⇒インテリマウス(ホイール付き・光学式)⇒Wireless Desktop 3000とずっとマイクロソフト信者ですが、その後Logicool MX620を使ってからは、考えがわかり、果てにはKensingtonのSlimBlade Trackballにまで行き着いてしまいました。

それから、マウスを使う人にとって、マウスパッドは非常に重要です。私は、すべての人に本当に素晴らしいマウスパッドを使って欲しいと常々思っていて、よくカーソルがずれるとか飛ぶとか言っている人には、是非ともAirPad Proというマウスパッドを試してもらいたい。
・・・値段は高いけど・・・。

このマウスパッドを使ってから、カーソル外れないし、マウスはエアホッケーみたいに滑るし、イライラしたことが全くない。

パソコンを使っていく上で、いらいらしないというのは非常に重要なファクターではないだろうか?

当然、余裕があったらディスプレイにもIPSパネルを使った液晶を買って欲しいところであるが、若干高いものなので、ここは最後の締めにして欲しいと思う。

ユーザーインターフェイスに金を賭けるということは、自分自身がイライラしなくなるだけではなく、体が疲れにくいということで、しいては自分の健康管理にもなるということだ。よくキーボードに2万の出せるかという話を言われるが、安いものを使っていて、腱鞘炎になって病院に通うよりかはよほど安上がりではないかと自分は思っているのだが、どうだろうか?

結論「人が触れる部分(ヒューマンインターフェイス)には金をかけろ」

おすすめの逸品たち
  

ケンコーがCマウントのデジカメを発売するようです

スタンバイ
DMC-G1 + P.ANGENIEUX F.25 1:0.95 TYPE M1

ちょっとネタが古いですが、ブログを移設した第一弾には絶対にこの記事を書こうと思ってました。

2010/9/24にケンコーから驚きの発表がされました。

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100925_396108.html

ケンコー、Cマウントデジカメを発売する!

Cマウントとは、防犯カメラなどで使われている規格で、もともとは、映画撮影用の16mmフィルムカメラのレンズ用の規格で、当時はシネレンズと読んでいたようです。
もちろん、ネジに互換性があるので、今のCマウントのカメラにシネレンズもはまりますが、防犯カメラにもともと映画を撮っていたようなレンズをつける意味がないので、現在は、ほとんどの人がソニーのNEXシリーズかオリンパスとパナソニックのマイクロフォーサーズで使用していることが多いです。

いよいよCマウントもメジャーになったのでしょうか。とびっくりしましたが、
ケンコーがこのカメラを発売したときに一番初めに思い出したのが、

自分が改造した例のデジカメ

これを思い出したと言う話。

一番初めに自分が、Cマウントの沼にはまった原因となった。例のカメラDSC50Nです。

それに比べたら、ボディがマグネシウム製と高級感がある感じですが、、、背面のボタンがまったく変わってない・・・そこはもうちょっとがんばろうよと突っ込みたくなります。

中途半端な高級感を出すなら、安く仕上げてほしかったのが正直なところ。

色々と気になる部分はたくさんありますが、やはり

  • 撮像素子のサイズは?
  • シャッター機構があるのか?
  • 無限遠はどうするのか?

の3点が気になるところです。

センサーサイズは、まさかAPS-Cを乗せてくるなんてことはありえないわけですから、きっとコンデジの流用となるでしょう。記事内に標準レンズが6mm F1.4と書いてあったので、確実にコンデジサイズの撮像素子ですね。そうなると、シネレンズの標準レンズ25mmは相当な望遠レンズになってしまいます。
結局のところは、現代のCマウントレンズを基本的に対象とするということでしょうね。

シャッター機構についても、おそらく搭載するには技術面・価格面で厳しいところでしょうから、おそらくないと思いますので、例のごとく蒟蒻のような画像が撮れるかと。

それからもっとも問題なのは、Cマウントレンズによって、レンズの無限遠の位置が異なるという部分です。

あと、Cマウントとありますが、個人的にはさらにフランジバックが短いCSマウントのほうが、Dマウントレンズが利用できたり、CSマウントレンズが使えたりとポイント高いのではないかと思いました。シャッターがもしあるなら機構的に厳しいのでしょうけど。

これで3万と言うのは、トイカメラとしては高いですし、マニア向けと言うとちょっと物足りない感じがするので、非常に微妙な立ち位置になるかと思います。しかしこういった面白いものは、見ているほうとしては楽しいので、積極的な姿勢を見せてくれるKenkoには非常に好感が持てます。

そのうち、このカメラに八雲のレンズをつけて、写真を撮るようなカメラ女子が出てくるのでしょうか。興味深々です。

   

NOKTON 25mm F0.95の写りを想像してみる

まだまだあついね
DMC-G1 + P.ANGENIUEX 25mm F1.4

マイクロフォーサーズ用のレンズとして初のサードパーティ製である、NOKTON 25mm F0.95ですが、10月発売ということとスペック以外には、作例などは未だ発表されていません。

そのうちに出てくるでしょうが、詳細情報として絞りの枚数やレンズ構成とレンズ断面図があるので、そこからどんな写りになるのかを想像してみた。

まずは、絞り羽根の枚数。10枚ということとノクトンの名義であることから、絞った際の点光源の写り方はおそらくNOKTON 50mm F1.1やNOKTON classic 40mm F1.4あたりに近いと思います。
そこらへんは容易に想像できるかと思います。

ただ、レンズの描写となると話は別で、 “NOKTON 25mm F0.95の写りを想像してみる” の続きを読む