いよいよ2012/05/21は金環日食

月齢12.8
月齢12.8

Borg 45 ED + レデューサー0.85×DG + Pentax Q

いよいよ金環日食が近づいてきました。

色々と行動することを考えている人はそろそろ、準備をしないとまずいですね。

自分もそんな中の一人です。

まずは、眼視で観察しようと考えている人。

基本的にそんな大層なものは必要ありません。必要なのは、最近いろんなところで見かける太陽観察用のプレート。安ければ200~300円。高くても1500円程度で買えます。

あとは、天気が晴れることを願って、早起きするだけです。

次に撮影をしようと考えている人。

専用のフィルターが必要になってきます。なにせ太陽、明るすぎて、最大限絞ったところでシャッタースピードが足りません。NDフィルターの100000を買ってください。marumiやケンコーから出ています。
今はまだギリギリ在庫はありますが、しばらくすると枯渇します。お早めに。

「ND-100000のフィルターがもう売ってないよー」って方は、他のフィルター使う方法もあります。・・・が、設定を間違えたりすると危険なので、お勧めできませんが、ND400を2枚重ねする方法、もしくは、ND400+ND8を2枚の3枚重ねする方法でも、撮影することは出来ます。枚数間違えたりすると危険なので、当方では推奨はできません。自己責任です。

フィルターサイズが違うよーって場合は、ステップアップリングかステップダウンリングを使って装着します。

あと、最近はデジタルで撮る人がほとんどだろうから、ファインダーを覗くのではなくて、ライブビューで見たほうがいいと思います。それならば最悪、セッティングをミスっていても機材が破損する程度で済みます。

撮影自体は結構簡単で、ホワイトバランスは太陽光に固定・レンズに上記のND-100000を望遠レンズ装着し、太陽の方向にカメラレンズを向けて、太陽がファインダーの中に入ったら撮影していくだけです。

使わないときは、レンズキャップをお忘れなく。撮像素子が痛みます。

シャッタースピードは、概ねですが、

 食無し f8 1/2000 ISO100
 部分食 f8 1/1000 ISO100
 金環食 f8 1/200 ISO100

となります。雲がかかったりすると条件が変わりますので、注意です。

最後になりますが、「見る」と「撮る」両方に言えることですが、太陽の直視は非常に危険です。特に望遠レンズを使ったりしてカメラを覗くと、失明することがあります。
虫眼鏡でジューって焼く感じですね。目玉焼きとか笑えないですよ。

また今回の金環日食は食の始まりが朝早いため、東の空が開けた場所で待っているといいです。

今回の写真は、太陽とほぼ視直径が同じ月を試し撮りのために撮影した写真です。ピントの厳密な合わせは、なかなか太陽ですと厳しいので、事前に機材のピントを合わせた状態で現地に持っていくと微調整で済みますので、当日焦ることが少なくなります。

当日、天気が晴れることを祈りたいですね。

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