オールドレンズネタを濃縮したムック本であるオールドレンズ・ライフの最新刊「オールドレンズ・ライフ2019-2020」が2019年9月30日に発売となりました。
先に記事にした通り、「集まれオールドレンズファン」という企画で、Cマウントな人として、取り上げてもらい、写真まで掲載してもらっております。いやはや、自分が書籍に掲載されるなんて、一生に一度あるか無いかという話で、非常に光栄です。
撮影前に、自分のお気に入りのレンズとカメラを持ってきてくださいと言われたときに、言うほど持っていないですけど、正直どれを持っていこうかと本気で悩みました。Cマウントレンズなんて一眼レフのレンズと比べて、コンパクトで軽いので、大量に持っていこうかとも頭をよぎったのですが、やっぱり自分が一番よく使っている組み合わせがいいなと言う結論に達し、アンジェニュー25mmとLumix GX7MK2の組み合わせで臨むことにしました。
一昔前ならいざ知らず、今はオールドレンズを使っている人たちのほどんどがフルサイズに移行してしまい、マイクロフォーサーズ機に関してはかなり下火になってしまった印象ですが、私としては「コンパクトで携帯にかさばらず、また動画を撮りたいときにもそのままのボディでいける」というメリットを考えると、この組み合わせがベストだと考えています。なので、これからもきっとこの組み合わせで撮影を続けていくんだろうなと言った感じですね。
本書を読んで感じたこと
自分も早速購入して読んだのですが、9年目(9冊目)という長寿ムック本にもかかわらず、相変わらず、物欲を刺激してくる魅力的(危険な)書籍でした。
Angenieuxのズームレンズ一時期欲しかったんだよなぁとか、何このフェイクエルマーの筒の色は!しかもとりあえず買っとけばいいくらいの値段じゃんとか、集まれオールドレンズファン以外の部分でも、いろいろと話題盛りだくさんで、非常に楽しめました。
個人的には、前回から始まったエッセイが興味深い内容でした。オールドレンズを敢えて使うということに対しての世の中への問いかけの中に、筆者のオールドレンズ観というか「オールドレンズ少年の主張」 としてちょっぴりスパイスとして入っているのは、オールドレンズを使っている人間であれば、一度は感じたことのあることに対しての、解となるのかはたまたさらなる疑問を投げかけるのか…。
書籍の構成について
構成は以下の通り。
- OLD ZOOM
- 最新ミラーレスとオールドレンズ
- 集まれオールドレンズファン
- 広角MFレンズは大口径でいこう!
- オールドレンズ筒買い選手権
- オールドレンズ少年の主張
まとめ
最新のミラーレス機事情や現行のMFレンズも抑えつつ、オールドレンズのズームレンズという今まであまり取り上げられてこなかった内容や筒買い選手権といったネタまで、全体として幅広い内容でバランスの良い内容に感じる。
ただし、今からオールドレンズを試してみたいなぁという人には、いきなりこれではちょっと厳しいので、筆者が出しているマウントアダプタとオールドレンズのまとめ本
の2冊で一通りのことを理解できるため、こちらを読むことをお勧めしたい。
あらためて、掲載おめでとうございます!
拝見して、知り合いが書籍に掲載されているのが何だか不思議な気分でした^_^。しかも、しかも何年も続いている有名なムック本に写真入りで!!
取材受けた時の当日の状況などを、今度お会いした時にお聞かせ頂けると嬉しいです^ ^(もちろん話せる範囲で)
Kuniさん 改めて、ありがとうございます!!有名どころの方と同じラインで掲載されると本当に畏れ多くて、何とも言えない気分になります。またお会いした際には、是非色々とお話したいです(笑
それと、もしオールドレンズ興味あれば、ただいま絶賛、東急セミナーBEでオールドレンズパラダイスの下期の募集をしておりますので、参加すると漏れなく沼へ一直線にご案内できます!(笑