ニコンがレンズの裏蓋をリニューアル

ある日の午後
DMC-G1 + P.ANGENIEUX F.25 1:0.95 TYPE M1

Nikonのレンズの裏蓋がリニューアルされたそうです。型番は「LF-4」で、店頭在庫はなくなり次第こちらに移行していくでしょう。

着脱が分かりやすいように突起が付いているそうです。暗闇で、レンズ交換をすることがある自分には重宝します。

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と、これだけでは特に目新しいことでもなんでもないですが、問題なのは、蓋に記されている「F mount」の文字。

こういうのを見ると深読みしたくなってしまうのが、自分のいけないところ。

ニコンのレンズ言ったら、今も昔もずーっとF mountのわけで、 “ニコンがレンズの裏蓋をリニューアル” の続きを読む

フォクトレンダーの誘惑

写真
DMC-G1 + Carl Zeiss Tevidon 25mm F1.4

基本的に、アマゾンでしか本を買わない人なのですが、家にQUOカードがあまっていて、なおかつQUOカードが使える本屋があることを知り、本屋にいい本が無いかを物色しにいった。

改めて、本屋でカメラの本を見てみると、結構、廃刊寸前じゃないのか?と思える本がたくさんある

3000円ほどあったので、とりあえず買ってみた本がコレ。

Voigtländer BESSA WORLD

誰も買わない本を救出してあげた気分になった(笑

以前、レンジファインダーが気になりすぎて、ヨドバシカメラの店員さんとお話をしたことがあるが、これがまたかなりのライカ病にかかった重症のおじさんで「ベッサを買うと絶対にライカがほしくなる」とか「フォクトレンダーよりもライカのレンズのほうが絶対にいい」とか「いずれライカを買うんだから先にライカを買っておいたほうがいい」とか何かにつけてやたらライカを薦めてくるの(笑

まぁLeicaがいいのは、十分分かるし、自分も金があるならそっち買うよとか、その当時は内心思っていた。

誰でもそうだが、自分のお金は大事だ。

だからこそ、レンジファインダーという機構が自分自身に合うかどうかということを試すという意味では、ライカは高すぎる買い物なので、フォクトレンダーやツアイスの存在意義は重要であると思う。

だが、フォクトレンダーがライカを買えない人たちの代替品と言う考え方は、あるとき変わった。 “フォクトレンダーの誘惑” の続きを読む

初心に戻れ

CAFE

DMC-G1 + P.ANGENIEUX 25mm F1.4

久しぶりにがっつりと写真を撮る機会に恵まれまして、2台体制で撮影に臨みました。

カメラは、パナソニックのG1とニコンのF3HP。
レンズも迷ったんですが、やはり単焦点が一番ということで、

  • DMC-G1 + P.Angenieux 25mm F1.4
  • Nikon F3HP + Nokton 58mm F1.4

で行くことにしました。

F3は久しぶりに使いましたが、やはり「ここだっ!」って言う時に写真が撮れてホントに気持ちがいいカメラです。
DMC-G1はゆったりと写真を撮る感じですが、ともすればシャッターチャンスを逃してしまいますが、F3ではそれが少ないです。

ファインダーの見え方がここまでクリアで、ピントがあってる場所がぱっと分かるので、ずっと覗いていたくなります。

そんなこんなであっという間に1本撮影してしまいました。

やっぱいいわニコン!(キムタク風)

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自分のカメラとの出会いは、さかのぼること10年近く前になります。 “初心に戻れ” の続きを読む

カールツァイスからZFの新シリーズが発表されたみたいです。

現行のカールツァイスレンズといえば、ZM/ZF/ZE/ZKシリーズとなりますが、
ZEシリーズを除き、他のシリーズはすべて、CPUを内蔵していません。
そのため、デジタル一眼レフでは、フルマニュアルで使う必要があり、測光も絞り込み測光しか使えないと言う非常に不自由な状況です。

今回、ドイツの本家Carl ZeissよりニコンのFマウント用CPU内蔵シリーズ「ZF.2」が発表されたようです。近いうちに国内でもコシナからも発表されるものと思われます。

今まで、なぜフォクトレンダーのNoktonやULTRONにはCPUが内蔵されていて、ツァイスには内蔵されていないのか??とかなり不思議な状態でしたが、これによりようやくマニュアルモードで絞込み測光ができない安い下位モデル(たとえばD3000とかその辺り)のカメラでも絞り優先オートで、露出を自分で考えて撮影する必要がなくなります。

と言うよりも下位モデルを買う人がそもそも、単体の露出計など持っているわけがありませんし、ましてや体感で適正露出が算出できるとは思えませんので、オールドレンズへの敷居を低くすることができるこのシリーズは画期的ですね。

いい事ずくめの今回の発表ですが考えようによっては、電子部品が内蔵されることとなりメーカーの保守期限が切れた後に、電子部分が壊れてしまった場合は、修理する術がなくなるという新たなリスクを内包することとなります。

クラシックレンズの世界にも電子化の波がすぐそこまで迫っていますね。

私は、しばらくM4/3 + tevidonで充分ですが。

ドイツ カールツァイスでZF.2発表