コンデジをCマウント化する 第1章

まず材料調達から。

コンパクトデジカメを選ぶ基準として、ばらしてレンズを外した時にレンズエラーが出ないことが条件となります。
ズームやオートフォーカスが付いているとカメラ側でレンズの位置を制御しているため、レンズをはずすとエラーになって写真撮影すらできなくなります。そのため、レンズの位置が動かないデジカメ、つまりパンフォーカスのデジカメがベストなのですが、探してみると・・・そんなカメラない・・・。いまやコンデジも高機能の一途をたどり、小型化・高画素化・起動時間の短縮・オートフォーカスの精度向上等どのメーカーもシャッターボタン押せばある程度きれいに撮れますよという感じのカメラをたくさん出してるが、果たしてそれがほんとにいいのかどうかというのは甚だ疑問である。そもそも画素数が多ければ多いほどきれいに撮れますよといった感じの宣伝をしているが、あれはまったくの逆で、ある一定の画素数以上に関して言えば、まったく不要なものでむしろ弊害があるものを消費者に売り込んでいるという矛盾した状態です。

・・・話がそれました(笑

とにかく、現状一般的にメジャーなメーカーから出ているカメラで、パンフォーカスのカメラは皆無、単焦点のコンデジは、RICOHのGR II DIGITALとSIGMAのDP1くらい。にしても、それぞれハイスペック過ぎて値段も高すぎます。そもそも改造しなくても十分な画質が得られるカメラをわざわざ交換式にしてどうするのだという話もあり、結局八方塞がりです。

そんななか、ネットでいろいろと調べているうちにhttp://www.ksmt.com/ というサイトの作者様が、たまたまケンコーのデジカメを8mmシネカメラのレンズ(Dマウント)に交換するということをされていまして、カメラが現行で手に入るし、内部構造的に、これならいけると思い、カメラは決定しました。
地方のデメリットとして、何を調達するにも苦労します。そこで活躍するのは、ヤフオクとネットショッピングです。

カメラはDSC50Nに決めたので、ヤフオクやネット通販を利用してゲットしました。
途中ネットでいろいろ調べてたんですが、DSC50NのマイナーバージョンでDSC50というカメラもあるみたいで、若干レンズの焦点距離が違う以外にファームが違うようでRGBの調整やISO調整ができるらしく、そちらのほうが面白い絵が撮れたのかもしれないと、ちょっと後から後悔したのは秘密です。

たまたまヤフオクで安く出品されているのを手に入れることができて、ノリに乗って3台もゲットしてしまいました。

物欲どもの夢の跡

恐るべき、物欲

続く

コンデジをCマウント化する 序章

いよいよ本ブログ正式スタートである。
(いい加減前から放置していただけだが)

どんなことから書き始めようと思ったが、ちょうどいいネタがあるので、そこから。

カメラで写真撮っている人にとって、一眼レフは結構必須アイテムである。
あのボケ味を一度体験してしまうと病み付きですよね。
でも、重い・・・。カバンにコソっと忍ばせて持っていくなんてできないのです。
なのでほとんどの人がコンデジ。まぁ単に撮るだけならそれで十分なんですけどね、やっぱり一眼レフみたいに背景がゆるい感じの写真が撮りたい!ってなるわけですよ。

で、そうなると、ちっちゃいカメラでレンズ交換できるデジカメ無いのかなぁ~って言う結論に至るのは必然。
でも、探してもそんなの無いんですよね。昔のフィルムカメラだったらハーフサイズのカメラでペンFとかあったけど、今はそんなの無いし。

で、「無いんだったら作ってしまえばいいじゃん!」って思ってネットで検索するとやっぱりいるんですよね。同じようなことを考える人が(笑

ということで、先人たちの知恵を借りつつ、いろいろとネットを検索して最適なデジカメを探した結果、現行で手に入るケンコーの「DSC50N」が最適という結論に達しました。
http://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/camera/dct.html#dsc50
現行だと「DSC80」というのがほぼ同じだと思う。ぶっちゃけ無意味に高画素化しても意味が無いんだけどと思いつつ、もっと改善点が必要ななんだけどなぁと思ってたり。

しばらくは、このコンパクトデジカメをネタにブログを書いていきたいと思います。