オールドレンズパラダイス

DMC-GF1 + P.ANGENIEUX F.25 1:0.95 TYPE M1
DMC-GF1 + P.ANGENIEUX F.25 1:0.95 TYPE M1

初号機@富士急ハイランド
絞ればアンジェニューでもしっかり写る。

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東急セミナーBEのオールドレンズパラダイスでいつもお世話になっている講師であり、ライター兼フォトグラファーの澤村先生が、先日出版した「オールドレンズレジェンド」が中々近場で売っていなかったのだが、ようやく手に入った。

早速読んでみたのだが、 “オールドレンズパラダイス” の続きを読む

いよいよ明日発売。RICOH GXR MOUNT A12

DMC-GF1 +  P.ANGENIEUX F.25 1:0.95 TYPE M1
DMC-GF1 + P.ANGENIEUX F.25 1:0.95 TYPE M1


この商品の影響で、GXRの本体中古が品薄だとか。

ネット上ではローパスフィルターレスだから良いだとかいろいろと言われているけど、正直、ローパスフィルタがあるGXRというのは無い訳で、比較のしようがないのではないかなと思ったりもするし、があるのと無いのでの違いがよくわからないところですが、少なくともCマウントばっかりの自分にとっても、やはり気になるアイテムである事には違いが無く、Mマウントレンズをアダプタを経由する事無く接続できるという部分に購買意欲を掻き立てられます。

Mマウントがつけられて、APS-Cサイズのセンサー持っている機種というと、ライカのM8/M8.2、エプソンのR-D1s、ソニーのNEXシリーズあたりであるがMマウント専用デジカメに関しては、値段が高すぎるのがネックだった。
その点、このGXR MOUNT A12に関しては、ボディとあわせても、実売で9万円しない訳で、安いと言えるのではないだろうか。

また、自分が見ていて一番大きい機能だなと思ったのはやはり、 “いよいよ明日発売。RICOH GXR MOUNT A12” の続きを読む

1/2.3の不純な感情

午後のひととき

お久しぶりです。

あまりに久しぶりすぎて、どんな風に文章を書いていいかよくわからなくなりました。

でも自身がブログを書いていなくても、世の中は流れていくのであって、すでに来年のCP+の出展企業を募集し始めたとか・・・。

それにしてもリコーによるペンタックスの買収は驚きました。今後どんな展開になっていくのでしょうかね。ペンタックスユーザは不安かもしれませんが、海外に身売りされなかっただけでも、良かったかもしれません。

閑話休題

ペンタックスから6/23に発表されたPentax Qですが、期待は高かったもののふたを開けてみるとオールドレンズファンからは、あまり評価の高いものでは有りませんでした。

そりゃあ、センサーサイズが1/2.3型では、オールドレンズつかったら望遠になりすぎるわ、周辺部のレンズの特徴は出ないわで 良いことなしですからね。

ただし、それらは、フルサイズ用のレンズを使うからそう思うのであって、私のようなメジャー路線を行かない人間にとってはかなり興味深いカメラです。

センサーサイズ1/2.3型。フランジバック 9.2mm。このスペックが意味するものは、現行あるレンズというレンズがフランジバックの観点から考えると付くということです。

とは言っても前述のようにマイクロフォーサーズやAPS-Cで使えるレンズに関しては、そっちで使ったほうがボケ味も大きくなるわけですし、 このペンタックスQで使う必要性がありません。
となると、必然的にこのカメラで性能を十二分に発揮できるレンズは、今まで、マイクロフォーサーズでもケラれてしまったり、フランジバックの関係でつけることが出来なかったシネレンズに限られてくるはずです。

ここでPentax Qでの使用に向いていると考えうるレンズの含めたスペックを上げてみます。

マウント名 フランジバック レンズ内径 画素サイズ/コマサイズ
M4/3 17.3×13.0mm
Qマウント 9.2mm 6.2×4.6mm
Dマウント 12.29mm 15.875mm(5/8inch) 5.3×4.01mm(8mmフィルム)
CSマウント 12.5mm 25.4mm (1inch) 10.41×7.47mm(16mmフィルム)
H8RXマウント 15.305mm 25.4mm (1inch) 5.3×4.01mm(8mmフィルム)
Cマウント 17.526mm 25.4mm (1inch) 10.41×7.47mm(16mmフィルム)

やはりこの中で、オールドレンズを選択したいということであれば、一般的に言えば、Cマウントが種類も多くお勧めしたいところですが、あえて私はDマウントやH8RXマウントのレンズがいいと思う。今まで使えなかったレンズがこのカメラによって使えるとなれば、また新しい描写のレンズに出会える可能性があるからね。

とりあえず、マウントアダプタが出てくるのが楽しみです。

  

CP+に行ってきた。その4

D700 + AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
D700 + AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

Cマウント。シネレンズ。いい意味でも、悪い意味でも自分の人生観を変えたもの。
この認識は、間違っているとは思っていません。あのレトロでありながら、時代の最先端をいっているような描写は、今まで使ったレンズ、どれでも再現することが出来ません。

CP+2011で入った「カメラ博物館」の特別展示「電子カメラ 誕生30周年展」で、とても珍しいものを見つけてしまいました。
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CP+に行ってきた。その3【ケンコーのCマウントカメラに絶望した】

D700 + AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
D700 + AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

書くネタがあると、筆というかタイピングが進んで良いですね。

今回は、今年のCP+での、目的のひとつ、ケンコーのCマウントについてです。

そもそもこのブログは、Cマウントカメラ製作から入っているわけですし、その際に改造を施した機種が、紛れもなくケンコー製のDSC50N。
縁も深いケンコーからCマウントのカメラが出ると言ったら、気になるに決まっています。

と、テンション高めですが、結果からいうと、正直なところ非常に残念な感じでした。 “CP+に行ってきた。その3【ケンコーのCマウントカメラに絶望した】” の続きを読む