マイクロフォーサーズは夜想曲を奏でるのか??

マイクロフォーサーズといえば、大口径シネレンズが使えるので、一部の人を魅了しているわけですが(私もその一人ですが)
いかんせんオールドレンズで現行品でない上に、現行品レンズの中には、マウント部の径が大きすぎてマウントアダプタに接続できないものもあります。

こういった事情もあり、Cマウントはイマイチメジャーな存在になりきれません。個人的にはメジャーになってもらう必要はないのですが・・・。

そんな大口径がごろごろとあるCマウントレンズ(シネレンズ)ではなく、マウントアダプタを使用しなくてもそのまま使用できるマイクロフォーサーズマウントの50mm F0.95が登場するようです。 “マイクロフォーサーズは夜想曲を奏でるのか??” の続きを読む

10年前のからのプレゼント

flower

Lumix DMC-G1 + P.ANGENIEUX 25mm F0.95

本ブログでは、基本的に情報しか載せていませんが、今日は雑記でも。

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先日、実家の引越しがありまして、自分の荷物を整理するようにと命を受けました。

特に必要なものは、今済んでいるところに持ってきてあるわけで、そもそも10年以上もダンボールの中に入れたままで、そのままにしてあったものなので、捨てるだけのものだとは思いますが、何か面白いものが出てくるに違いないと思い、時間を作って実家に帰省しました。

押入れの奥底に10年以上も入れっぱなしだったダンボールのうち、自分の持ち分は5箱分。
中身を空けると、幼稚園時代くらいの落書き帳から高校時代の予備校のテキストまで、 実家を出るまでの自信の人生が詰まっていました。

引越し先が今よりも手狭になると言うことなので、ほとんどのものが入らないと言うことで処分しましたが、1つの箱に当時使用していた机の引き出しの中に入っていた小物が入っており、「??」となるものが一つ入っていました。

「撮影済みのネガフィルム」

まったく記憶になく、いつどこで誰が撮ったものかすら分かりません。少なくとも自分がつめたダンボールに10年以上封印されていたわけですから、当時の自分が関わっている事は間違いないのですが、思い出せません。

フィルムの今のSuperiaの前身のSuper Gです。
このフィルムだったらオリオン座を写せば、オリオン大星雲やバーナードループが綺麗に写ったんだろうなぁなんて色々考えてしまいました(笑
高校生のとき自分がカメラを持つなんてことは微塵にも考えていなかったので、もし自分が撮影したものであれば、実家にあったミノルタのコンパクトフィルムカメラで撮ったものだと思います。カメラなんて、写ルンですで、十分じゃん!そんな風に思っていた自分が、今やカメラに囲まれる生活を送っているなんてなんだか不思議な話です。

とりあえず、何が写っているかが気になり、もちろん帰ってくるときにこっちの持ってきましたが一つ問題が。。
それは「何が写っているかが分からないこと」

普段行きつけの写真屋は顔が知られているので、もし学生時代の恥ずかしい写真なんて写っていたら、以降現像をお願い行きにくくなってしまいます。と言うことで、近くのドラッグストアのDPEボックスに突っ込んできたのが、先ほど。

何があがってくるか、ドキドキです。こんなにわくわくするのって、デジタルカメラじゃ絶対に味わえないですよね。

E-P1がANGENIEUXに恋をした

E-P1を買った友人に実機を触らせてもらえる機会があったので、そのレポートです。

店頭では、数回触っているのですが、どの店舗でも付属のズームレンズしか付けていないので、単焦点レンズでの具合を見せてもらいました。

まず、第一印象として、ボディが予想以上にズッシリとしているということと、レンズが薄くてとても軽いということ。見た目は問題ないですが、なんだかレンズとボディのバランスが悪いような気がしてしまいました。

そして写りの部分に関して言えば、この単焦点レンズひとつあればスナップであれば、必要十分といった感じ。35mmフィルムカメラ換算で34mmというのは、実に使いやすい画角だと思う。昔、一眼レフを買ったときには50mmレンズを手に入れ、しばらく使っていましたが、後に35mmの単焦点を買い、使いやすさに感動を覚えたことを思い出しました。

ただ、当然のことながら、写りに関してはCマウントレンズのような面白みは余り無いです。画に癖はなくレンズもボディも非常に秀才といった感じ。他のカメラを持ってたら、別に良いやっていう感じです。

で、肝心のCマウントレンズ(シネレンズ)ですが、家から片っ端を持っていき、余すところ無くすべて装着させてもらいました。

アンジェニュー装備画像
アンジェニュー装備画像

やはりシルバーのボディにアンジェニューのレンズの組み合わせはやばいです、似合いすぎです。外観的には一目ぼれ。

気になっていたボディ内手振れ補正や高感度ISOについても、DMC-G1やDMC-GH1に比べて後発な部分とオリンパスのカメラメーカーとしてのノウハウの蓄積が多い分、勝っていると思いました。

ただMFレンズを装備したときのフォーカスアシスト機能は、意図的に他社のMFレンズを装着することを前提にしているパナソニックのカメラのほうが、明らかに使いやすいです。すこし使用した感じではE-P1ではあまりマニュアルフォーカスしたい気分にはなりません。カメラのホールド感が悪いせいかもしれません。思ったところにピントが合わせられません。慣れかもしれませんが。

正直な感想として、純正レンズ以外の非連動のMFレンズ、特にCマウントレンズを使用するなら、G1の方が良いと思いました。

ただ、E-P1の販売は成功したので後継機が出ることでしょう。そのときにどのように進化するかによって評価が変わるとは思います。

少なくともマイクロフォーサーズという規格がこれからも流行っていってくれない事には次期新商品もないわけで、折角のCマウントレンズも使えなくなってしまうわけですから、素直に応援していきたいと思っています。

  

オリンパス ペンの意志を継ぐもの

6/15に発表される予定のオリンパスのデジタルカメラは、PENのデジタル版で、マウントがマイクロフォーサーズと、前々からうわさが飛び交ってましたが、そろそろリークが始まったようです。

リーク情報

Olympus E-P1

こんな感じだそうです。

なにやらレンズが17mm F2.8だから35mm換算で34mm F2.8のパンケーキレンズがついているみたいです。

これにアンジェニューのCマウントやツァイスのレンズつけたら様になるんだろうなぁと、一人にニヤニヤしてしまいます。

・・・ハッ。自分の中で、すでに買うことになってる・・・。

標準マニア

とにもかくにも単焦点、それも50mmが大好きな私は家にどんどん標準レンズが増えていくのです。

友人が「50mmだけあれば他はいらない」と言ってましたがあながち間違いじゃないかも知れません。

ところでパナソニックのG1は画角が35mm換算で2倍になると言うのが、非常に惜しいところで、オールドレンズではどうしても望遠側によってしまいがちになります。(50mmのレンズは100mmとなり、かなり望遠となってしまう訳です。)・・・まぁその撮像素子のサイズのお陰でCマウントレンズ使えるわけですが。

そのため、標準レンズが欲しいとなると必然的に純正25mmのパナソニックライカを買うことになる訳ですが、これがまた高い・・・。

で、そんなの買えるわけ無いので、標準形で手頃感のあるシネレンズがどんどん増えていきます。

いまのところ、、、
Wollensak 25mm F1.9
Carl Zeiss Jena Tevidon 25mm F1.4 
P.ANGENIEUX 25mm F1.4
Kern Switer 25mm F1.4
(購入順)

すでに4つ・・・買いすぎ感が・・・。けれどもどれも写りが違って面白い。色々と作例を載せたいと思います。

しかしカールツァイスだけはマウントのねじ込み部分が大きくてマウントアダプターにねじ込めないため、無限遠が出ません。

何とかしたいものです。