110 × M4/3

あまり、パソコンのことばかり書いていても本ブログの趣旨に合いませんので、カメラの話。

世界最小をウリにしているカメラはたくさんありますが、やはり世界最小の一眼レフカメラといったら、Pentax auto 110であることは間違いないでしょう。

以前、ペンタックスから発売されたコンデジ、Pentax Optio I-10がPentax auto 110にそっくりな件について書きましたが、実はその前から気になっていたカメラで、そんなこんなで気づいたら手元に、Pentax auto 110があります。

Pentax auto 110
Pentax auto 110

何でフィルムが生産中止となったカメラをいまさら買うのかなどと言う質問は、このブログの趣旨から察している人には答える必要もない質問ですが、マイクロフォーサーズで使用するために他なりません。

110フィルムのフォーマットが、マイクロフォーサーズのそれとほとんど同じなので、このレンズを使うとケラレがなく、シネレンズのような周辺のゆがみは少ないです。残念なところは、レンズ側ではなくボディ側に絞りがあるので、特別な改造をしない限りは、すべて開放で撮影することとなってしまうところですが、そこらへんの要因を差し引いても、余りある魅力は何といっても、値段の安さ。
レンズ3本とボディとフラッシュ付きで6000円くらいで買いました。まさに投売り。
レンズ3本でこの値段ですよ!しかも18mm/24mm/50mmの単焦点が。
Cマウントレンズは、最近ではすっかり値上がってしまったので、破格に見えます。
まぁ普通に考えたらフィルムの無いカメラはただの箱ですからね。

少し前に手に入れたのですが、自分自身で、カメラボディのマウント部分とM4/3のボディキャップを組み合わせてマウントアダプタを作成しようと意気込んでいました。

しかし!muk selectさんで、マウントアダプタができていました。
さすがとしか言いようがないです。もちろん見つけた瞬間に発注してしまいましたが。

マウントアダプタのおかげかどうかわかりませんが、最近はオークションなどで見かけることが少なくなりました。

「あなどり難し、マウントアダプター!」です

しかし写りはともかく、Pentax auto 110カメラボディはすごく可愛い。常に持ち歩いてもいいんじゃないかと思えるくらい小さいし。

さっとかばんから取り出して、パシャっと撮ってさっとしまうって言うスタイリッシュに撮影をこなす素敵な女性がいたら、もうコレは確実にメロメロですね。

昔に比べ、光学性能や撮像素子の性能が上がってきているのだから、ペンタックスは、デジタルでの復刻を是非果たしてほしい。もし出したらマイクロフォーサーズ以上売れるんじゃないかと思う。自分も買ってしまうと思う。

だって、このサイズで、しかも撮像素子のサイズも110フィルムサイズだったら、絶対にCマウントレンズ付きますからね。しかもケラレなしで広角側も使えるし。

ペンタックスさんは、一眼で苦戦しているみたいだから、こういう方向で生き残りをかけるというのもありなのかもしれないとそんなことを考えていたら、テンションがあがってきてしまいました。

  

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