カールツァイス改造記 その3

前回まで

CマウントのCarl Zeiss Jena Tevidon 25mm F1.4 は、マウント部の径が大きいため、マイクロフォーサーズのカメラに直接付けることができません。
そこで、マウント部の改造をしようと思い立ちました。

前回は、テビドンのマウント部の取り外しまで行いました。

ここ

Cマウント部を外して、無限遠は大丈夫と言う事は分かったのですが、カメラへの固定方法が難題です。

マイクロフォーサーズは最近のマウントなので、ジャンクレンズはありませんし、マウントアダプタは高いため、お手軽な値段で買えるマウント部は、ボディキャップ位しか思いつきません。

なのでボディキャップを使ってマウント部を作ろうかと思いましたが、プラスチック製なので加工はしやすいものの、見た目がしょぼいし頻繁に付け替えを行うと擦り切れるわで、何とかできないものかと考えました。

と言うことで、普段望遠鏡を使っている自分にとって真っ先に思いついたのが、トミーテックのBORG(ボーグ)から出ているアダプタです。

値段も3990円とそんなに高くはありません。最悪使えなくても、自宅の望遠鏡接続用にひとつは必要なので問題ないです。

秋葉原にある望遠鏡ショップで部品を調達して、早速自宅で、試して見ます。

M4/3用マウントリング
M4/3用マウントリング

これをカールツァイスのレンズの後ろにあてて見ます。
うまくはまるといいのですが・・・。

アダプタとレンズを合わせてみた写真
アダプタとレンズを合わせてみた写真

恐ろしいほどにピッタリとはまります!このレンズのためにあるアダプタですかこれは?と思えるほどぴったりです。
これなら、何とかなりそうです。

さて、ここからどうするかが問題です。

色々と考えたのですが、リングとスペーサーを設計して間に挟めば、うまい具合にアダプタにレンズを固定できそうです。

設計図を描くために、ノギスを購入しレンズの各部のサイズを測り、図を描き金属加工をしてくれる業者を探します。

探して見ると意外と無く、あっても値段も高いわけで、なかなか厳しいです。

しかしインターネット上で加工してくれる方を運よく見つけることができ、その方にお願いすることとしました。

つづく

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