リコーGXR用Mマウントユニットについての考察

D700 + AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
D700 + AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

久しぶりに、興味を引くアイテムが発表されました。

RicohのGXR用の交換ユニットとして、Mマウントのユニットの開発すると発表がありました。
リコーのGXRは、レンズだけではなく、撮像素子ごとユニット交換を行うというほかのレンズ交換式のカメラとはまったく違ったコンセプトで、作られたカメラのため、発表された当初から、異種マウントのユニットが出れば、オールドレンズをつけ放題ということがいわれ続けていましたが、ようやくそれが発表された形となります。

現状ではMマウントレンズを使うことは、マイクロフォーサーズ機やNEXで、既に実現できており、かつNEXに至っては、今回発表されたAPS-Cサイズと同様のサイズのため、今までNEXを使っていたユーザが乗り換えるかというと、少し微妙な気がします。

しかし、ソニーが嫌いという人もいますし、今回発表されたユニットで撮影した写真の色味によっては、買う人もいるかもしれませんが、結局のところいくら位で発売されるのかというところが目下一番の興味ではないでしょうか?

現状、APS-CサイズのセンサーサイズでMマウントレンズを装着しようと考えた場合、NEX-3にマウントアダプタを使用するのがベストです。
最安の金額で計算すると、NEX-3A(およそ36000円)とMマウントアダプタ(8400円:RJ Camera製)位で実現できますので、およそ45000円あれば可能です。

対して、GXRは、ボディだけでしたら25000円程度で購入可能です。ですので、個人的にはプラス2万~3万程度でMマウントユニットが売られるのであれば、かなり選択肢としてはありだと思います。むしろボディの質感やメーカーの好き嫌い・絵の写り具合によってリコー側にユーザが移る可能性すらあります。

このまま勢いに乗って、撮像素子だけシリーズのラインナップを拡充してくれるといいなと思えるニュースでした。特に値段が高くてもフルサイズのユニット出したら、ユーザが飛びつきますよ、リコーさん。
あと、個人的な希望としては、8mmないしは16mmフィルムと同等のサイズのCMOSを搭載したCSマウントのユニットを出してくれたら最高です。

ユニットの発売がほぼ確定したようなものですし、値段も発売当初に比べればこなれてきていますので、事前にGXRを買って、使い慣れておくというのもありかもしれないです。

デジカメwatch「リコー、ライカMマウント採用の「GXR用レンズマウントユニット」を開発発表

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